久しぶりの釣行記の更新となりますが、今回は2023年5月末の梅雨入り前後の釣行の様子をお伝えします。
2023年5月末の状況
5月に関しては妻の仕事の休日を使って計5日チニングに行ってまいりましたが、5月の状況は一言で言うと『厳しい!!』でした(笑)
当たらないことはないのですが、時合いのタイミングで2~4バイト位の小さなバイトしか出ず、ヒットに持ち込めない状況が続いてました。
ルアーチェンジを色々とやってみますが、そんな中で反応を得られたのはクレイジーフラッパーとDD8の2つでハードルアーに至っては全くダメでした。
まぁ、ハードルアーの動かし方が下手くそということが大きな要因かもですが。
そんな中で、数回の釣行の中で見えてきたパターンが・・・・
5月30~31日梅雨入り直後の釣行
さて、皆さんの気を引いておいて焦らすといういやらしい書き方をしましたが、ここからその見えてきた部分についてお伝えしていきたいと思います。
先ほどもお伝えした通り、おかっぱりでもボートでも中々アタリが出ない状況が続いていましたが、ヒントになったのがボートチニングでのDD8の小さなダート+ステイ長めでした。
真夏だと連続ダートさせると狂ったように追い食いしてくるんですが、ここ最近はそのパターンは通用せず、小さく2回チョンチョンさせた後、着底させつつ魚が興味を持つまで待つ方が反応が得られていました。
このこともあって、おかっぱりに戻った時にフリーリグで小さなボトムバンピングをさせる事にしました。
因みにDD8ではおかっぱりだと反応がありませんでした。
5月30日早朝
この日は若潮で、現地に到着した時は下げ五分と言った所でした。
この場所はこれまでの釣行記でも出てきたかなり奥まった湾の最上流に位置する場所ですが、チヌの魚影の濃さはお墨付きの場所です。
私は川筋に近い部分から始めました。
タックルはスコーピオン2651R-2にPE0.8号+フロロ16lbにタングステンシンカー7g+クレイジーフラッパーをフリーリグにしてました。カラーは522ウォーターメロンFでしたが、緑系か茶色系にはどれも反応がありました。
釣り開始から30分経過しましたが、反応が全く出ません。それでも小さくチョンチョンさせて底から大きく浮き上がらない程度を意識しながら長めのステイをさせていると・・・
コンコンコン・・・
小さなアタリでしたが、フッキングしてくれたようです!
若干弱め設定のドラグでしたが、それでもドラグが連続で鳴りっぱなしになってます。ここで釣れるチヌは大体グングングンと最初に引っぱると後は割りと素直に寄って来てくれるのですが、これは何度も底に走ろうと引っ張ります。
大きなマチヌが来たのかな?と思ってましたが、上がって来たのはまさかの・・・
いやぁ、ここマゴチが釣れるのは分かってたのですが、こんな湾の奥まで平目が入って来るとは思ってもみなかったので驚きです。
嬉しい誤算とはこのことで、妻はまだ20cm位の小さなサイズしか釣ったことがないので、「私が釣った事にしろ!」だの「魚屋で買って来たんでしょ?」とか言いたい放題でした(笑)
狙ってた本命のチヌではありませんが、嬉しいゲストさんでした♪
これで私のスコーピオンも真面目に確認したら14魚種の鱗付けが完了したことになります。
すっかりバーサタイルロッドらしくなりました!!
一方、これに火がついたのか妻もこちらに来て狙ってみるようです。因みに妻が最初にいた場所では3回位小さなアタリが出てたようです。
移動後、暫くすると妻にも待望のヒットが!!
引きの強さはそこまで強くないようで小さなキビレかな?って思ってましたが、見えてきたのは、
この画像の後、残念ながらフックオフ・・・・。
まだまだアワセが甘い妻でした。
この朝は潮がかなり引いて底が見えてきたのもあって、納竿としました。
5月31日
この日も、早朝に同じポイントにやって来ましたが、二人ともノーバイト。夕方リベンジすることにしました。
夕方。中潮の下げ始めのタイミングから釣行開始です。
私は前日ヒラメを釣ったこともあって、この日はフリーリグは封印していろんなルアーを使って反応が出るかを調査することにしてました。妻はクレイジーフラッパーのフリーリグで腰を据えてチヌを狙っていくようでした。
で、私の方は結果から言うとボウズでした。
ホントに何やっても当たらなかったですね。
一方、妻の方は昨日の様子からアタリが出ても暫く放置する作戦に出たようです。
これが正解だったのか下げが効き始めた時間帯で、待望のヒット!
大きくはなさそうですが、ヒットしたのは25cmぐらいのキビレのようです。
ここに来て大本命のマチヌではありませんが、やっと本命の登場です。これでパターンを掴んだのか、この後も直ぐにヒット!しかし、フッキングが甘くバラシ。
それでもその直後にヒット!!上がって来たのは・・・・
一人でランディング出来るようにと練習する妻。実は5月中旬にヒラセイゴをランディングしようとしたのですが、上手くランディングが出来なかったのが堪えたようです(笑)
この辺りは、別記事にしても良いかな~と思っていますので後先が逆になりますが、後日書いてみたいと思います。
本題に戻りまして・・・。
ランディングはこの日、水位も足元まであったので練習するにはもってこいでした。
で、無事ランディング成功!!
このマゴチは持ち帰ってユッケ丼にするようにしてますというかこの記事を書いてる日の晩御飯にします(笑)
メチャクチャ美味しいので、是非、お試しあれです。
すっかり脱線しましたが、完全に時合いに入ったのもあって波に乗る妻。この後、またまたヒット!
これは大きい!と感じた妻。慎重にやり取りをして、足元に見えた魚影は35cm以上(本人申告)のキビレ!!
ここで慌てるのがまだまだ経験が浅い妻。直ぐにランディングしようとネットに手を伸ばした瞬間フックオフ。
今日一を逃したショックが大きかったのか、帰りの車は「あの時こうしたら良かった」、「私、下手くそや」と自暴自棄発言連発でなだめるのに大変でした(笑)
このバラシを最後に潮も完全に引いたので納竿とし、5月の釣りは終了となりました。
5月のチニング釣行を振り返って
梅雨入り前というか5月はかなり厳しい釣りの展開でしたが、ここに来て魚の活性も上がりつつあるのか誘い方次第では釣果を得ることが出来ることが分かりました。
5月のチニングで釣果を得られたのが、クレイジーフラッパーとDD8のみでした。特にクレイジーフラッパーはタフコンディションでもアタリを誘発してくれる優秀なルアーで、妻はもうこれなしにはチニングは無理とまで言ってました(笑)
ただ、この釣り方ばかりしていると新たな発見もない単調な釣りになるので、これからのハイシーズンに向け色んな釣り方を楽しめたらなと思っています。
これから梅雨本番のシーズンはトップゲームなんかも楽しみたいなと思っています。上手く釣果に繋がったら改めて記事にしたいと思います。
もし、同じ状況で困ってる方がいらっしゃったら、この釣り方を試してみるのもアリかと思います。
あっ!最後になりますが、こういった場所で釣りをする時はスニーカーなどのゴム底シューズは滑って転倒する危険性が高いです。以下の記事でご紹介していますが、フェルトスパイク底のシューズを着用されることをおススメします。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
最後までごゆっくりしていってくださいね~。