前回、Seriaのスリム小物収納ケースのレビュー記事で致命的な欠陥が発覚したことをお伝えしましたが、実は簡単にこの問題を解決することが出来るので、今回はその改造方法を簡単にご紹介してきたいと思います。
Seriaスリム小物収納ケースの致命的欠陥とは!?
この記事からご覧頂いた方にはピンと来ないかと思いますので、まずはその箇所についてを簡単にお伝えしたいと思います。
このケース、蓋とケースのセパレータに隙間が4mmぐらいあって、小物を入れると仕切りを越えてしまい小物ケースとしては全く機能しないという致命的な欠陥があるのです。
なので、厚みが4mm未満の物は簡単にお隣にお邪魔してしまうという事になってます。
プチ改造の方法
では、早速その改造方法についてお伝えしていきたいと思います。
- ダイソーのA4透明下敷き1枚
- 細身のマジック
- カッターまたはハサミ
- 必要に応じて両面テープや接着剤など
※)私はUVレジンを使いました
改造手順
下敷きをカットする
因みに1mm程度のプラ板などでもOKです。
これをケース本体の上部に載せて、ケースのアウトラインをマジックでトレースします。
トレースした部分をカットする
直線部分はカッターで四隅のR部分はハサミでカットすると簡単です。
これを3枚作ります。(2枚でもいけるかも?)
A4サイズの下敷き1枚で3枚取れちゃいます。
出来るだけ蓋にジャストフィットするようにギリギリの寸法でカットするのがベストです。
蓋の内側に嵌め込む
3枚を重ねて蓋の内側に嵌め込みます。
この時、ジャストフィットするようにカットしておけば、このままでも脱落することはなさそうです。
心配なら蓋に固定する
下敷きの材質が塩ビだったので普通の瞬間接着剤ではくっ付かないので、固定するなら両面テープやその他の接着溶剤が必要かと思います。
私は、ダイソーの透明UVレジンを四隅の隙間に流し込んで、UVランプで固めました。日光でも固まるので見た目を重視されるなら固定強度はそこまで強くはないかも知れませんがUVレジンはおススメです。
とても簡単でしょ?
完成したもののご紹介
では完成した後はどうかをご覧くださいませ。
で、結局こんな感じに収納してみました。
一つは改造してジグヘッドやシンカー類、オフセットフックなどを収納して、もう一つは無改造のまま、大小のそれぞれの仕切りを2枚ずつ外して4区分にしてワームを収納してます。
これを合体させれば・・・、
こんな感じになって、フローティングベストの胸ポケットに入れても便利なケースになりました!!
最後に
メイホウのクワトロJケースと比べても遜色のない収納数を実現出来るのが魅力です。難点を挙げるとすれば、現場でうっかり蓋を開け損なうと小物が一気に落ちてしまうということでしょうかね?
ただ、そう言ったケースは稀なのかなとも思いますので、取り越し苦労かも知れませんね(笑)
使い勝手としては、収納数も確保出来るので、メイホウのそれと比べてもとても良くなったと思いました。
今回作った物は妻にあげたので、私の分も購入して同様の改造をしたいと思います。
簡単工作なので、工作好きな方や購入したのに使ってない方は、試してみては如何でしょうか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
最後までごゆっくりしていってくださいね~。