今回はDreemUpのぺティーシャッド2.5インチをチニングで使ってみたので、その使用感や使い方なんかをお伝えしていきたいと思います。
目次
どんなワームなの?
DreemUp社から出ているシャッドワームで、6個入りとなっています。
カラーバリエーションはUVホワイトグロー、UVクリスマス、アラハダグロー、パニックピンクグロー、ピーチレモン、バリメロン、ウォーターメロン、アースグリーンの8色となっています。(上の画像はUVクリスマス)
公式サイトの説明文を見てみると、
春先のハクパターンや夏場の河口部のベイトパターンなど、数々のマイクロベイトパターンを攻略するために開発したシャッドワームです。例えば南紀の定番のヒラスズキゲーム、夏場の平水時には澄みきった水の中でベイトサイズを選んで捕食するヒラスズキをターゲットにしてテストに成功しました。また南紀の漁港に回遊するアラハダカマスゲームではブリブリロールのハイアピールとちぎれにくいボディサイズにて短時間の回遊のアラハダカマスを効率よく釣ることができました。ライトロックゲームやフラットゲームにおいても2.5inchのサイズによるアドバンテージを受けることも多々あります。ペティシャッドはただ単に小さいだけでなく、ドリームシャッドのブリブリロールアクションを継承しています。弱ったベイト、逃げ惑うベイトを演出するローリングアクションでターゲットに強烈アピールします。ジグヘッドはDD・HEAD25がジャストフィット。DD8の2.5inchとの使い分けも可能になります。ライトゲームタックルで投げることができるペティシャッド。あらたなるライトゲームの領域へ踏み出していきます。
DreamUp公式HPより
と説明されています。
ふむふむ、ハクパターンやマイクロベイトパターン攻略用ワームなのか。
ブリブリロールアクションで魚を誘うとありますね。後、千切れにくいボディサイズというのがワームの交換ロスを低減してくれることに繋がると書かれています。
実際の大きさを見てみると、
ジャスト2.5インチでワームの厚みもしっかりとしています。重さは実測で3gでした。
おススメのジグヘッドDD・HEAD25の6gと合わせると9gなので、チニングには持ってこいの重さですかね。
実際に6gヘッドに合わせると、ワームの幅の方が若干ある感じです。10gヘッドにピッタリなんじゃないかなと思います。
私が良く使うDART8の2.5インチだと6gヘッドとジャストフィットして10gヘッドだと小さく感じるんですよね。
実際に使ってみた!
では、いよいよ実釣でどんな感じだったのかをお伝えしていきたいと思います。
今回はDD・HEAD25の6gにセットして使ってみた感想です。
飛距離について
ジグヘッドと合わせて実質9gですが、飛距離に関しては9gの飛距離かなと言う感じです。若干空気抵抗を感じる気はしますが、飛距離が出ないということはないのかなと思いました。
タダ巻きさせた感じ
スローリトリーブからファストリトリーブまでしっかりとテールが動いてくれてました。
確かにブリブリロールしてますね!
巻き抵抗を最も強く受けるリーリングスピードは、体感で1回転0.8~1.0秒ぐらいだったと思います。それ以上の高速リトリーブになるとテールの振り幅は小さくなって抵抗は小さくなって来ますが、アピール力はそれでも残ってる感じでした。
ボトムワインドさせた感じ
さてさて、このワームをチョンチョンとボトムワインドさせてみました。
まずは目視で確認するために浅場でチョンチョンさせてみると、ダート幅はワームの抵抗を受けるのか小さなアクションだと殆どダートしない感じでしたが、その分フォール中にテールがアピールしていました。
DART8だと小さなアクションでも大きく左右にダートしてくれますが、ぺティーシャッドのダート幅はそこまで期待出来る感じではないのかな~と思いました。
チヌのハイシーズンの夏だと、この一瞬で視界から消えるダートが凄く強いんですけどね~。
じゃぁ~、良くないの?ってことですが、そうではないと言う結論です。後述しますが、これからシーズンインしそうかな?ってタイミングのショートバイトしか出ない状況でしっかりとナイスサイズが釣れました!
ジグヘッドとの組み合わせについて
今回、DD・HEAD25を使いましたがこの組み合わせで不満な点だったのが、魚が釣れた後にワームは千切れはしませんでしたが、毎投フックからズレてしまっていました。
耐久性は高いと言えますが、ワームがズレてしまうのは釣果にも影響してくるので、この辺りがワームを使う宿命ですかね~。
なので、ズレ防止が付いているジグヘッドの方がよかったのかな~とも思いました。ただ、魚のくわえ方次第による所も大きい要素なので、こればかりは今後検証していきたいなと思います。
で、釣れるの?
と言う事で、1回の釣行データなのでデータの確度はそこまでは無いかも知れませんが、その時の釣果を報告します。
釣行は6月初旬の中潮の満潮に向かう朝マズメからの3時間というのが今回の条件となっています。
この日は上げのタイミングだったのですが、10cm弱のボラの子(オボコ)が多数接岸しておりました。まずは水深2~3mの浅場に居るボラの群れの傍にキャストして着水後すぐにリトリーブ開始。リトリーブスピードは1回転1秒弱と言った一般的なリーリングスピードでしたが、数回転でヒットしました。
要約すると・・・
と、速攻でマルセイゴが掛かってくれました。
実に簡単な釣りですよね!
実はこのワームを使う前にポッパー、ミノーを同じルートを通してみましたが反応は無く、続けてこのワームに換えてみたところ、一撃でヒットしてくれました。
まぁ、ランディングしようとしてバラしてしまいましたけどね(笑)
で、チニングには使えるのかってことでボトムを狙った釣りに変更してみました。そうです、ボトムワインドでチヌを狙ってみることにしました。
結果、40cmちょいのナイスサイズのキビレが釣れました。
この日は、妻が先に定番のクレイジーフラッパーのフリーリグで同サイズのキビレを釣っていましたが、チヌのアタリの多さはクレイジーフラッパーのフリーリグの方が多かった結果でした。
結論!
じゃ~、クレイジーフラッパーでイイじゃん!てことになりそうですが、私はそうじゃないかなと思ってます。
確かにチヌを狙い撃ちするならクレイジーフラッパーのフリーリグは強いですが、このぺティーシャッドは表層からボトムまで万能的にカバー出来るのが強いんじゃないかなと思ってます。
サーチベイトとして使えるのは、その日の魚の状況を早く知ることに繋がりますし、チヌに限らずシーバスやフラットフィッシュも巻いて来るだけで狙えるのが魅力だと思います。
勿論、クレイジーフラッパーのフリーリグでもシーバスは狙えますが、中層付近を泳がせるにはシンカーが邪魔だなと感じてます。
ダートさせるならDART8の方が向いてますし、ボトムをネチネチ狙うならクレイジーフラッパーが強い結果でしたが、オールランドに色んな魚種を狙うならこのペティーシャッドが向いていると思いました。
この日の釣果的にも、全く問題ないレベルのナイスルアーだと感じました。
まとめ
今回の釣行結果からは、かなり良い結果だったんじゃないかなと思います。ルアーローテーションをかなりした後にこの釣果だったので、初めから使っていたらもうちょっと釣果が伸びてたのかな?
釣り場にもよるかと思いますが、水深がある場所なら特に使えるワームかと思いますので、DD・HEAD25やDART8と合わせて持っておくと便利です。
一つのジグヘッドで状況に応じて釣り方を変えられるので効率も悪くないかと思います。
気になる方は、是非一度試してみて下さいね!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
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最後までごゆっくりしていってくださいね~。