最近、我が家ではダイソーの燻製用ダンボールを使って晩酌用のおつまみを作るのがマイブームになっているのですが、今回、とても簡単に美味しい味玉とくんたまが出来たので備忘録も兼ねて記事にしてみました。とても簡単なので燻製初挑戦の方も失敗せずに作れるはずです!
用意するもの
今回は初めて燻製に挑戦される方向けでも気軽にお試しで作れるように、100均グッズを使ってくんたまを作っていきたいと思います。
で、燻製するために必要なダイソーグッズは以下の通りです。
- 燻製用段ボール
キャンプコーナーに置いてあるかと思います。(税込み110円)
- スモークウッド(サクラ)
こちらもキャンプコーナーにあるかと思います。下の画像のタイプのスモークチップは使えませんのでご注意ください。(税込み220円)
- 焼き網(27cm×27cmのもの)
段ボールのスリット部に差し込む焼き網です。こちらもキャンプコーナーにあるかと思います。(税込み110円)
- ステンレストレー
スモークウッドを置くためのトレイです。大きさはスモークウッドが入る金属トレイならサイズはお好みでOKです。(税込み110~220円)
- 焚き火台シート
設置場所の防火対策用に使いましょう。これもキャンプコーナーに置かれてます。トレイの下に敷きます。(税込み110円)
- バーナー
小型のガスバーナーをお持ちなら不要ですが、お持ちで無いならダイソー製だと小型のターボライターを使うことになるかと思います。(税込み110円)
火力的にCB缶を使ったガスバーナーを持っておくと便利です。ガス缶はダイソーでもご購入出来ます。
- アルミホイル
ステンレストレイとスモークウッドの間に敷いてトレイを保護します。(税込み110円)
- フリーザーバッグorシリコーン保存袋orタッパー
ジップタイプのフリーザーバッグかシリコーン保存袋を使います。今回の分量だとフリーザーバッグはLサイズを、シリコーン保存袋なら1Lタイプを使います。
ターボライター前提ですが、全てダイソーで揃えると1,100円では揃えることが出来ますね。
食 材
調理に必要な食材は以下の通りです。
- 卵(Lサイズ)・・・1パック(10個)
サイズはお好みでOKですが、今回はLサイズを使っています。
- キッコーマン 濃いだし本つゆ濃縮4倍・・・お玉2.5杯
- 本みりん・・・お玉1.5杯
- 料理酒・・・お玉1.5杯
尚、お玉のサイズは70mLのサイズの物を使用しています。
作り方
作り方はとても簡単です。
鍋に分量の本みりんと料理酒を入れ火にかける
それぞれの分量はどちらもお玉1.5杯です。
火力は強火でOKです。
アルコールを飛ばす
沸騰してきたら一旦火を止めて、ライター等でアルコールを飛ばします。
この時、火傷をする危険性があるので、必ず火を止めてから点火してください。
アルコールに火が点いたら、火力を最弱でアルコールを飛ばしていきますが、火柱が高くなる場合はすぐにコンロの火を止めて下さい。
尚、この作業はアルコールを飛ばす手間を省くために火を点けていますが、火傷や火事の危険性もあるため、アルコールに火を点けずに沸騰させて時間をかけてアルコールを飛ばすのが最も安全です。
本だしを入れる
アルコールが完全に飛んだらコンロの火を止めてから、分量のお玉2.5杯分の本だしを入れます。
これで漬けダレは完成です。
ゆで卵を作る
ここではゆで卵を作る順番を漬けダレの後にしてますが、ゆで卵を作っている間に漬けダレを作るのが時間短縮になります。
半熟がお好みなら沸騰したお湯から作り始める場合だと茹で時間を7~8分に、しっかり茹でるなら11分茹でると良いかと思います。時間はお使いのコンロ等の火力によるので参考までに。
茹でた後は、冷水に漬けて冷やしてから殻を剥きましょう。
漬けダレに漬ける
ゆで卵はクッキングペーパーで水気をしっかりと取ってからフリーザーバッグやシリコーン保存袋、またはタッパーなどで漬けダレに漬けましょう。
水が付いたゆで卵を漬けダレに漬けるとタレがしっかりと絡まなくなります。
冷蔵庫で寝かす
フリーザーバッグやシリコーン保存袋をお使いの場合は、中の空気を抜いてからタマゴとタレがしっかりと絡むようにしておくと良いかと思います。
3時間位で味玉が完成します。
因みにこの味玉のままでもめちゃくちゃ美味しいです。
燻製する
ここから燻製用ダンボールを使っていくことになりますが、設置方法や使い方は以下の記事をご参照くださいませ。
尚、今回は一昼夜冷蔵庫で味玉をタレに漬けたままにしておいた状態からスタートさせています。
本記事では、簡単なポイントだけお伝えしておきたいと思います。
- 味玉は漬けダレから取り出したら軽くキッチンペーパーでタレを拭き取ってから、網の上に載せる
- スモークウッドは上面とサイド面1面に満遍なく火を点ける
スモークウッドの角だけに火を点けただけだと煙がほどんど出ず、上手く燻製出来ません。
- タマゴはスモークウッドの真上に置くと味がしっかりと付く
- タマゴは30分毎に下にする面を変える
- 火が消えるまで続ける(約2時間半)
この画像のように室内で作業を行う場合は、換気扇の真下で換気扇を運転させながら、且つ窓を開けるなどして室内の換気をしっかりとして酸欠を防止しましょう。
尚、この画像のように2段網にしたいなと思ってる方は、以下の記事をご参照ください。
出来上がり!
スモークウッドから煙が出なくなれば完成です。このダイソーのスモークウッドだと2時間30分位で煙が止まります。
この画像はタマゴをひっくり返すことなく最後まで放置しているので片面だけ濃い色になってます。
燻製した直後にタマゴもチーズも味見してみましたが、煙臭さは全く感じませんでした。と言うか、取り出した直後でもメチャクチャ美味しかったです!!
でも、そのまま食べてもOKですが、少し休ませておくと味が落ち着いて良いかなと思います。
味わいについて
ローソンで売っているくんたまを食べたことのある方だと想像しやすいかなと思いますが、あのくんたまはみりん?の甘味が強めで燻製した後にタレに絡めてるのでしっとりした味わいかと思いますが、このくんたまは醤油が少し甘味に勝ってる感じですが甘味もしっかりあって余分な水分が飛んでタレが濃縮したドライな味わいです。また、桜の香りがしっかりとタマゴに付いていますが、これがタレとバッチリあってます。
一度試しにこの分量割合で作ってみて、より甘いのがお好みな方だとみりんの割合を増やしてご自身のベストの味を追求してみると良いのかなと思います。
最後に
とても簡単に作れまるので初心者の方でも失敗しないかと思います。また、色んなスモークウッドで味わいがどう変わるのか試してみるのも面白いんじゃないかなと思います。
今回の燻製の方法は温燻という方法になりますが、熱燻、冷燻という方法もあるので沼にハマってみるのも面白そうですね!
アウトドアで燻製を楽しむなら、この燻製用段ボールだと風の影響を強く受けるので、専用のスモーカーをご購入して熱燻に挑戦されるのも良いかと思います。
下のリンクでご紹介しているキャプテンスタッグの商品は折りたためるので収納スペースを小さくすることが出来て便利ですし、スノーピークの商品は特に景色の良い場所でのキャンプには雰囲気も合うので楽しめるアイテムじゃないかなと思います。
ユニフレームのスモーカーは折りたためてかなりコンパクトになるのでバイクキャンプなんかでも使い易いと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
キャンプで使えるその他100均グッズの記事も書いてますので、合わせてどうぞです。
最後までごゆっくりしていってくださいね~。