今回、初めてベーコン作りに挑戦して美味しく出来たので自分への備忘録も兼ねて記事にしてみました。材料は最小ですがとても簡単に美味しいベーコンが出来ましたので、これからベーコン作りに挑戦される方の参考になればと思います。
目次
材料
材料に関しては、あまり普段使わないスパイスを揃えるのもなぁ~ということと、一通り揃えるとなるとかなりコストが掛かってしまうのもあってとてもシンプルにしてみました。
~スパイス類~
配合割合は、大まかにシナモン4:ナツメグ3:黒コショウ3の割合でした。若干、黒コショウよりもナツメグが多めかなという程度です。
尚、グラム数にしていませんがお肉全体に均一にまぶせる量に調整して下さい。
~ソミュール液~
用意する器具類等
調理の際に使うものは以下の通りです。尚、今回はスモークウッドを使った温薫で燻製しています。
尚、ダイソー製品で燻製を行うなら以下の記事をご参考くださいませ。
作り方
では本題に入っていきたいと思います。
今回のベーコン作りの工程としては、
ソミュール液作り⇒お肉にスパイスを擦り込む⇒ソミュール液に浸け込む⇒塩抜き⇒水抜き⇒燻製
の6工程となっています。
完成までに時間は掛かりますが、作業としてはとても簡単です。
それでは、それぞれの工程に入りますね。
①ソミュール液を作る
お鍋に分量の水・塩・きび砂糖を入れ火にかけます。ここでは塩ときび砂糖が溶けたらOKなのであまり沸騰させない方が冷ます時間を短縮出来て良いかと思います。
この時に、ニンニクとタマネギをスライスしておきましょう。
ソミュール液はしっかりと冷ましておきましょう。
②お肉にスパイスを擦り込む
この工程では、まずスパイスのシナモンとナツメグ、黒コショウを先ほどの割合でブレンドします。
次にお肉をフォークで刺して、ソミュール液が浸透しやすいようにしておきます。
そしたら、ブレンドしたスパイスをお肉全体に均一に擦り込みましょう。
③ソミュール液に浸け込む
ソミュール液が常温に戻ったら、お肉・ニンニク・玉ねぎ・ローリエをジップロックに入れて中の空気を抜きましょう。この時、水を張ったボールにジップロックを入れると空気が抜けやすいです。
密封したら、冷蔵庫で3日間寝かせておきます。半日毎にジップロックの上下を入れ替えます。
④塩抜き
3日寝かせたら、ジップロックからお肉を取り出し、表面のスパイスを洗い流します。
洗い流したら、水を張ったボールにお肉を入れ冷蔵庫で塩抜きをします。
塩抜き時間は4時間程度掛けて行いますが、途中1時間毎で水を入れ替えます。
⑤水抜き
塩抜きしたら、お肉を取り出し、キッチンペーパーなどで水分を拭き取った後、冷蔵庫でラップをせずに6~8時間入れて水分を蒸発させます。
⑥燻製
燻製器で燻製していきます。ダイソー製のスモークウッドを使った場合だと、約3時間半で煙が消えますので、煙が消えるまで燻しておきます。ダイソー製品を使った場合、1時間毎でお肉の向きを変えるとお肉全体が均一に熱せられる(燻される)かと思います。
3時間半で以下のように綺麗に燻されました。
完成後は粗熱を取って、冷蔵庫で保管しましょう。
気になるお味は?
そのままスライスしてシンプルにフライパンで焼いてみた感想としては、シナモンのほのかな香りがしつつナツメグとコショウのパンチがマイルドに効いてる感じで、塩味も強くなくバランスの取れた上品な味付けになっていました。田舎のスーパーで売っているベーコンにはない味となっていました(笑)
シナモンが苦手な方もいらっしゃるんじゃないかと思います。アップルパイなんかでよくシナモンの香りが強く主張していたりしますよね?
でも、今回作ったベーコンではナツメグがシナモンの主張を抑えてくれているので、どちらかと言うとナツメグのスパイスさの方が勝ってるかな~といった印象でした。
スパイスをまぶした時のお肉の色からもシナモンが強めに感じるかも知れませんが気になる位ではないのかなと思います。実際、シナモンが苦手な妻が美味しい!と言っていましたし(笑)
このベーコン、まだ料理はしていませんがカルボナーラにとても合いそうなベーコンじゃないかなと思います。また、サラダに入れても美味しいと思います。
格安スーパーで買った外国産のお肉でしたが、それでもとても美味しかったです!
最後に
私も今回が初めてのベーコン作りでしたが、時間は要しますがとても簡単に出来て美味しく出来ました。スパイスに拘ればいつか自分だけの最高のレシピに出会えるかも知れませんね!
材料もシンプルなので是非、お試しあれ!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
最後までごゆっくりしていってくださいね~。