ダイソーから発売されている300円(税込330円)の燃料容量80mLのアルコールストーブを購入してみたので、早速使ってみました。気になるその性能や燃料の消費の仕方や鉄鍋のコンロ台やミニストーブに乗せた感じについてお伝えしていきたいと思います。是非、ご一読くださいませ♪
尚、40mLタイプのものは以下の記事でご紹介していますので、こちらもあわせてご一読くださいませ。
目次
スペック
サイズは蓋を取付けた状態で、直径72mm×高さ36mmとなっています。
蓋を外した時の大きさは、実測で大体直径68mm×高さ33mmぐらいになります。
ダイソー1合用メスティンにもすっぽりと収納できるサイズです。
材質はアルミニウムで蓋の内側のパッキンは、耐熱温度180℃のシリコーンゴムで出来ています。
重さは実測で21gでした。
燃料容量は80mLで、水で測ってみると二次燃焼用の小さな穴が沢山開いている所でほぼ80mLでした。実用容量は取扱説明書にある通り容器の3分の2を目安にということで60mLぐらいが限界でしょうか。
使用できる燃料は燃料用アルコールのみとなっています。ガソリンや灯油の使用はしないでください。
その他の注意事項はパッケージの裏面や付属の説明書に書いてありますので、ご購入時は使用する前に読んで使いましょう。
屋内やテント内での使用しない旨の警告が出ています。
私は車中泊で使いましたが・・・
そういった場所での使用は自己責任となります。
いきなり沢山の燃料を入れて本番では使わずに、まずは安全な場所で少量だけ入れてどんな感じになるのか確認した上で、安全性を確かめた上で本番で使うのが間違いないかと思います。
また、これより少し大きい金属カップや濡れタオルを用意しておいて、いざという時に直ぐに消火出来るようにしておきましょう。
鉄鍋用コンロ台とミニストーブに載せた感じについて
私が使っているイシガキ産業さんの17cmいろり鍋のコンロ台とダイソーミニストーブと全くといっていいほど同じ商品の無名メスティンに付属していたミニストーブに載せた感じについてお伝えします。
いろり鍋に載せた場合
使用したいろり鍋とコンロ台は以下のものです。
●いろり鍋
●コンロ台
乗せるとこんな感じになります。
鍋底まで約1cmといった所でしょうか。かなり近づいた感じとなります。
火力が強くなるので良いのですが、燃料の量によっては炎が鍋の側面に出たりするので注意が必要です。
ミニストーブに載せた場合
こちらもメスティンまで1cm位となります。
炎が近くなると火力が強くなりますが、特にメスティンのような細いクッカー類を使うと側面から炎が出ますので注意が必要です。
メスティンでご飯を炊く時に、固形燃料なら約25分で出来ますが、ここまで炎が近づくと20分弱でも出来上がりそうな感じでコゲやすくなるので、むしろハンドリング性は悪くなるかも知れませんね。
因みに自作したアルコールストーブではメスティンまでの距離はこのダイソーのものより遠くなりますが、この自作品でも火力が強くご飯を炊くのにはハンドリング性は良くない感じです。
このアルコールストーブでご飯を炊くなら、ダイソーで100円で売っているアルコールバーナー五徳を使った方が、ハンドリング性は良さそうな気がします。
一人もつ鍋を作ってみた時の使用感について
購入したその日に早速、自宅車中泊で1人もつ鍋を作ってみたので、その使用感についてお伝えしたいと思います。
いつも使っている自作アルコールストーブでは大体15mLで20分位は持つので、今回も15mLで何分持つか試してみました。
結果としては、15mLで13~15分弱といった所でした。これは鍋までの距離が極端に近いためかなとも思いますが、この鉄鍋セットではこんな燃費のようです。
調理時間が25分位なので、25mL使うと丁度良いかも知れませんね。屋外で風がある場合だと消費速度は速かったですので風防があると良いと思います。
炎はアルコールを入れてから説明書にもある通り、1分ちょっとで綺麗に出始めました。
自作のものだと沸騰するぐらいの火力はないのですが、このアルコールストーブは鍋との距離が近くなるのと二次燃焼によって炎の直径が大きくなって接触面積が大きく取れるようになり、沸騰させることが出来ているんだなと思いました。
芯があるような野菜を調理したり火力が欲しい料理には良さそうです!
火力が強い=危険度も上がると言うことですので、特に風が吹く屋外では、近くに可燃物やガス缶等を置かないように注意しましょう。
鉄鍋向きな感じがしますが、お湯を沸かすのにも良さそうですね!
途中で安全に火を消すなら付属の蓋を使うよりも、100均で手に入るステンレス製のシェラカップ用の蓋で一旦蓋をする方が安全に消す事が出来るんじゃないかなと思います。
薄いので優しく扱いましょう
私が購入したものは、箱を開けてみるとすでに何かにぶつけたような凹みが出来ていました。
21gととても軽いですが、肉厚はないので変形しやすそうな感じがしますので、持ち運びの際は、メスティンの中に入れるか丈夫な構造のものに入れておく方が良さそうです。
最後に
燃料量の調整もしやすいし、かなり使える商品だと感じました。私は自作したものと調理によって使い分けていこうかなと思ってますが、汎用性はこちらの方が高いかなと思ってます。屋外では風の影響を大きく受け燃費が悪くなるので、安全対策のためにも風防を用意する等の対策をしておいた方が良さそうです。
火力が欲しかったり調理時間が長い場合はこの80mLタイプを使って、小さなメスティンでご飯を炊く場合は40mLタイプを使うと言った使い分けをすると良いかなと思います。
100円ショップも人気のキャンプ用品に力を入れているので、これから益々目が離せなくなってますね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
その他の100均キャンプグッズについても記事にしていますので、良かったら合わせてご一読くださいませ。
最後までごゆっくりしていって下さいね~♪