皆さん、真冬の防寒ってどうしてますか?真冬の釣りって手先は勿論ですが足先も寒さで痛くなりますよね?厚手の靴下を履いてみたり二枚重ねてみたりしても効果って薄かったりするんですよね~。ということで、マリンソックスを買ってみたので早速検証してみました。どんな結果になるんでしょうか?
目次
寒いと指先が痛くなる理由について
寒さを感じると脳からの指令で、血管を収縮させて血流を下げることで体内の熱を逃がさないようにします。手足の末端部はそもそも血流が悪くなりやすい箇所ですが、この作用で更に血流が下がってしまうので痺れたり、手先の感覚がなくなったり、痛くなったりするようです。
レイノー現象っていうみたいですね。
細胞に酸素が供給されにくくなるので、長時間寒さに曝されるのは危険と言うことですね。なので身体全体を温かくして出来るだけ末端部への血液循環をスムーズにさせておくことが重要になってくるのかなと思います。
余談ですが、まだ車にキーレスエントリーとかない時代に真冬のナイトシーバス釣行を数時間位してたら、手の感覚がなくなり車のドアのカギが回せなくなったことがあります(笑)
これまでの私の足元の防寒対策と手に入れた物
手軽に釣りが出来る場所では靴自体を厚手のものに出来たりするのですが、足元が不安定な場所で釣りをする場合は滑り止めが付いた長靴やウェーダーを着用する場合だとそういった対策が選択出来ませんよね。
実際、私も作業用の厚手の靴下に普通の靴下を重ねたりしてますが、ウェーダーを着用してサーフ釣行してると釣り開始20~30分では確実に指先が痛くなります。
ゴム製の長靴はホントに冷えやすいですよね。
と言うことで、今回こういうものを買ってみました。
マリンソックス・ダイビングソックスと呼ばれるもので、ネオプレーン製の厚さ3mmのソックスです。
早速、靴下重ね着とマリンソックスのみでどちらが長時間寒くならないか検証してみました。
見せて貰おうか、マリンソックスとやらの性能を!!
マリンソックスの性能検証
マリンソックスの使用感について
検証の前に、まずマリンソックスの使用感についてお伝えします。
26.5cmなのでXLサイズを購入したのですが、足先が少し余るかなって感じです。履く事自体はきつくもなくスムーズに履く事が出来るのですが、脱ぐのは大変です。普通の靴下を脱ぐようにつま先を引っ張ったり、口の部分を下ろそうとしても中々脱げません。
脱ぐにはコツがありました。
踵部分を掴んでつま先側に引っ張る事で簡単に脱げました!
部屋の中で履くと十分過ぎる位の温かさです。
ただ、10分位すると汗が逃げずに、湿気が溜まる感じになるのが難点でしょうか。また、サラサラした素材なので滑り止めのないタイプを選択すると滑りやすいかなと思いました。
検証開始
検証は、靴下2枚重ね(厚手+普通)とマリンソックスのみを片足ずつに履いて、寒さを感じるまでの時間というか痛くなり始める時間を検証していきたいと思います。靴は履かずにテラスのテラコッタ風タイルの上でぼぉ~っと立てったままの状態でどうなるかを確認してみます。
ご近所さんから怪しい目で見られるのを避けるために検証は早朝に行うことにします。
サーモグラフィーとか持っていないので、私の感覚に頼る誤差の大きな検証となりますが、ご了承くださいませ。
朝7時過ぎ、気温は4.5℃位、右足にマリンソックス、左足に靴下2枚重ねの状態で検証スタートです。
開始から3分
で両足とも踵部分が少し冷たくなって来ました。若干マリンソックスの方が寒くないかなって感じです。
因みに裸足でテラスに立つと3分も持ちませんでした(笑)
開始から10分
マリンソックスの中が少し湿って来た感じがします。両足ともまだまだ大丈夫な感じです。
開始から15分
両足ともつま先が冷たくなってきましたが、若干マリンソックスの方の足先が冷たいかなって感じです。
開始から20分
マリンソックス側のつま先が先に痺れ始めました。靴下側は甲側はそうでもないですが、マリンソックスは甲側も冷たく感じました。ちなみに靴下の方ももう少しで痺れ始めるかなって位でした。
ということで、寒かったのとひたすら突っ立ってたのでご近所から奇異の目で見られるのを避けるために検証はここまでにしました(笑)
検証結果
ということで、厚手の靴下+普通の靴下の方が若干効果は高そうという結果になりました。
これは、靴下の方が厚みがあり空気の層が厚い分、熱が逃げにくいのかな?
それかマリンソックス内の水分が逃げないので、その水分が冷やされたせいなのかも?
ただ、2枚重ねはマリンソックスより分厚くなる分、靴との隙間がない状態だと足を圧迫してしまうのが難点です。
一方、マリンソックスは湿気が溜まるのが難点ですが、機能的には2枚重ねと比べても微妙な差でしたので、厚さに対する性能はマリンソックスが優秀かなって感じです。
更に効果を高めるために
電熱ソックスを使うということもアリかとは思いますが、耐久性や防水性といった観点から感電のリスクが未知数なので、今回は電熱ソックスについては対象外としておき、このマリンソックスを使って効果を高めることを考えてみました。
- 靴下を下に履いてみる
こちらは断熱層を増やす対策+湿気対策となるかなと思って部屋で試してみました。結果、完全な湿気対策にはなりませんでしたが、素で履くよりはましでした。温かさは向上してると思います。でも、そもそも靴との隙間が狭いとキツくなって足を圧迫してしまうので靴下の2枚重ねと同じになってしまいますね。
後日、最低気温がマイナス2℃からの朝マズメで釣りをしてみましたが、発汗で湿気がこもり過ぎることはありませんでした。また、2時間の釣行でも足先が痺れはしましたがギリギリ我慢は出来ました。 - 貼るタイプの小型カイロを足の裏に貼る
こちらは、外部から熱を貰う対策となりますが、コストが高くなりやすくなるのと汗がでやすくなるかもって部分が難点ですね。
いや~、寒さ対策って難しいですね~。
今回はマリンソックスを使ってみましたが、如何でしたでしょうか?
ご興味がおありなら、マリンソックスをお試し下さいませ。また、面白いものを見つけたら試してみたいと思います。
この記事が参考になったら幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!
最後までごゆっくりしていって下さいね~♪