キャンプ熱が高まってますが、安易にキャンプに出掛けると特に小さなお子さんがいるファミリーキャンプでは急激な気温の変化等で体調を崩したりする危険性もあります。今回は、条件が厳しい時期のキャンプやファミリーキャンプを快適に過ごすためのJackeryポータブル電源をご紹介したいと思います。
目次
これからキャンプを始めるなら
近年では、夏は地域によっては40℃を超すような猛烈な暑さとなる場所もあったり、かと思えば急激に寒くなったりと気温の変化が予測し辛いような状況が続いていますよね。こんな状況下で遠く離れたキャンプ場などに向かうと、お住まいの地域と状況が全く異なり、想像していた装備では対応出来ないなんていうことが発生するかも知れません。
また、日頃エアコンに頼った生活をしていると、自然の中で過ごすのはかなりストレスが掛かってしまいます。
私の住んでる地域では10月半ばの現在、夜でも暑くて扇風機を使わないといけませんが、SNSを見ると違う地域では夜はファンヒーターがいるというような状況だったりしてます。
という風に、初めてのキャンプに出掛けても暑くて寝苦しかったり、寒すぎて無理~って言うことになる可能性があります。
というわけで、今回はもしもの時に役立つJackeryのポータブル電源をご紹介します。
ポータブル電源って何?
ズバリ携帯出来るバッテリーのことで、ポータブル電源にはバッテリーから電気を供給しやすいようにAC100VコンセントやUSBスロット等が装備されています。バッテリーの容量は、大体どのメーカーも240Wh~1,500Whのものが製造されているようです。
バッテリーの容量について
240Whと言われてもピンと来ませんよね?
この240Whを例に説明すると、240Wの消費電力の電気製品を1時間(hour)使えるという事です。(実際には、変換効率等によって1時間を下回るのですが)
例えば、40Wの消費電力の扇風機をこのポータブル電源に接続すると、
240Wh÷40W=6時間(もう少し精度を上げると6時間の8割程度の4.8時間)
使えることを意味しています。
なので、ポータブル電源を選択する時は、お使いになる電気製品の合計消費電力と使用したい時間からポータブル電源の容量を選択する必要があります。
注意点としては、最大瞬間電力がポータブル電源には設定されていますので、接続しようとする電気製品の消費電力の合計または最大瞬間電力の合計が、ポータブル電源の最大瞬間電力を超えないようにする必要があります。
詳細は、以下の記事でお伝えしていますので、ご参照くださいませ。
ポータブル電源で出来ること
ここまでお読みなら、もう何が出来るかお分かりかと思いますが、スマホの充電は勿論のこと、扇風機や電気毛布を長時間運転出来ます。
万が一の災害時にも使えますよ!!
つまり、キャンプに出掛ける際に家電製品と一緒に車に乗せて置けばOKです。これで万が一の事態にも対応出来ますね。
ポータブル電源の容量によっては電子レンジやIH調理器も使えます。
Jackeryのポータブル電源は何が違うの?
Jackeryのポータブル電源が他社製とどう違うのかその特徴をお伝えしたいと思います。
特徴
特徴①交流電源は正弦波
少し専門的な内容になってしまうのですが、直流電源から交流電源を作り出した際に出来る波形には「正弦波」「矩形波」「修正波」があり、電力会社から一般家庭に供給されている交流電源は正弦波で、ほとんどの家庭用電化製品はこの正弦波にしか対応出来ません。矩形波や修正波は疑似的に波形を作り出しており、主に工業用品に利用されています。
正弦波タイプを使う!を覚えておきましょう。
特徴②供給電圧は100V
ん?当たり前じゃない?って思われるかも知れませんが、海外製のポータブル電源の供給電圧は110V や120V といったものがあります。日本の家電製品は100Vで設計されているため、100Vを超える電圧で動かした際に家電製品に負担が掛かってしまうため寿命を縮めたり、突発的な故障を発生させたりするおそれがあります。なので、日本はこの100V出力タイプを購入すると間違いが起こりません。
保障が2年間ついてくる
保証期間はJackery製品の新品のご購入日より24ヶ月以内(以下「保証期間」といいます)となっており、本サービスを利用するための条件として、Jackery Japan公式オンラインストア、当社もしくは正規販売店 (Amazon/楽天市場/PayPayモール) でのご購入が証明できるもの(ご注文番号やレシート・領収書)が必要です。
もしものことを考慮するなら、Jackery公式オンラインストアをご利用すると送料も無料ですし後々楽かなと思います。
保障の詳細は、以下のリンクから公式サイトでご確認くださいませ。
【公式】Jackery 保証・返品・支払い・発送についてJackeryポータブル電源のラインナップ
Jackeryでは以下のモデルが用意されています。
製品モデル | 1500 | 1000 | 708 | 400 | 240 |
---|---|---|---|---|---|
容量 | 1,534Wh | 1,002Wh | 708Wh | 400Wh | 240Wh |
重量 | 16 kg | 10.6 kg | 6.8 kg | 4.1 kg | 3.08 kg |
サイズ | 355 x 253 x 265mm | 332 x 233 x 243mm | 299.7 x 191.5x 190.5mm | 230 x 153x 167mm | 230 x 133 x 167mm |
保証 | 24ヶ月間 | 24ヶ月間 | 24ヶ月間 | 24ヶ月間 | 24ヶ月間 |
認定資格 | UN38.3、PSE | UN38.3、PSE、防災安全協会推奨 | UN38.3、PSE | UN38.3、PSE | UN38.3、PSE |
ソーラー充電 | 対応可、ソーラーパネル 100Wでフル充電約22時間 | 対応可、ソーラーパネル 100Wでフル充電約17時間 | 対応可、ソーラーパネル 100Wでフル充電約11時間 | 対応可、ソーラーパネル 100Wでフル充電約7.5時間 | 対応可、ソーラーパネル 60Wでフル充電約8時間 |
定格出力 | 1,800W | 1,000W | 500W | 200W | 200W |
最大瞬間電力 | 3,600W | 2,000W | 1,000W | 400W | 400W |
出力口 | シガーソケットⅹ1、USBⅹ3 、ACⅹ3 | シガーソケットⅹ1、USBⅹ4 、ACⅹ3 | シガーソケットⅹ1、USB-Aⅹ2 、USB-C x 1、ACⅹ2 | シガーソケットⅹ1、USBⅹ2 、ACⅹ1 | シガーソケットⅹ1、USBⅹ2 、ACⅹ1 |
充電の目安 | スマホ 約136回 サーキュレーター 約85時間 車載冷蔵庫 約90時間 電気毛布 約17時間 | スマホ 約100回 サーキュレーター 約57時間 車載冷蔵庫約66時間 電気毛布 約13時間 | スマホ 約68回 サーキュレーター 約30時間 車載冷蔵庫 約51時間 電気毛布 約10時間 | スマホ 約42回 サーキュレーター 約20時間 車載冷蔵庫 約28時間 電気毛布 約6.0 時間 | スマホ 約24回 サーキュレーター 約15時間 車載冷蔵庫 約16時間 電気毛布 約3.7時間 |
オススメ (車中泊、キャンプ、防災時に) | 3日~5日 | 2日~4日 | 2日~3日 | 1日~2日 | 1日~2日 |
どのタイプを選べば良いの?
先ほどお伝えしました、使用する電気製品の合計消費電力と使用時間から選択されると良いかと思います。
思いますが・・・私の経験からおススメするのは、
ズバリ、708モデルです!!
理由としては、私が他社製の370Whタイプを持ってますが、家庭用扇風機一台の強運転で4時間30分程度しか使えなかったことと、最大瞬間電力が400モデル以下だと400Wまでと低いことです。
ファミリーキャンプの冬キャンプで電気毛布を使うことを想定すれば、400Wでは少し不安が残ります。また、災害時のことも想定すれば、708Whは最低ラインなのかなと思います。
400モデルを2台購入するという手もありますが、場所を取ってしまうことと最大瞬間電力が低いことが難点です。
物理的に布団を厚くしたり、シュラフをより良いものを選択するなどの工夫をすれば400Wでも良いのかなとは思いますが、ご家族の構成人数が多いならポータブル電源の方が断然お得だと思います。
車中泊もお考えなら、1000モデル以上を選定されるのが良いかと思います。
詳細は、以下の記事をご参照くださいませ。
万が一の故障時の対応の手間を考えれば、Jackeryの公式オンラインストアからご購入されるのが間違いないかと思います。
最後に
ファミリーキャンプの特に冬場のキャンプをより快適にするためのアイテムとしては間違いない商品です。薪ストーブを使う手もありますが、一酸化炭素中毒のリスクも決して低くないので、安心して使えるポータブル電源を断然おススメします。
この記事が皆さまのキャンプライフにお役に立てれば幸いです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
キャンプギアについての記事も書いていますので、あわせてどうぞです。