以前にイレクターパイプを使ってエブリイPCをほぼフルフラット化する方法をご紹介しましたが、今回は、パイプを1本と2つのパーツを追加することで助手席側だけをフルフラット化させることが出来るようにしてみました。これでソロと二人車中泊を使い分ける事が出来るようになりますので、ご興味がおありの方は、是非、ご一読くださいませ!!
目次
私のフルフラット仕様について
私がDIYしましたフルフラットシートの仕様としては、後方座席より後ろは常設フラットシートとしておいて、前方座席部を車中泊する際に現地でパイプを組み立ててフルフラットにするようになってます。
組み立て自体は、運転席を倒してパイプを差し込んで、天板を乗せるだけなので5分程度もあれば組み立てることが出来るので、大した手間ではないんですが・・・
ソロ車中泊だとフルフラットにしなくても良いかなって時があります。
そういう時は組むのも外すのも手間になるんですよね~。
雨が降ってる時だと、ドアを開けて組み立てる必要があるので、濡れながらって言うのも大変ですよね。
ということで、ソロ専用ならシュラフで寝てるのもあって幅は半分あれば良いですし、組んだままで移動も出来ちゃうので便利かなと思って、今回、助手席側だけをフルフラットにするための簡単DIYをしてみました。
ソロ仕様の方法
今回は、ベースとして既にフルフラットの骨組みが出来ているので、前方部だけを改造すれば簡単に行けるんじゃないかということで、早速作ってみました。
用意するもの
追加パーツと必要工具類のみ紹介してます。
- イレクターパイプ・・・60cm(接着出来るタイプのパイプを使用します)
- J-7B・・・1個
- J-5 ・・・1個
- イレクターパイプカッター
- イレクター用接着剤
- メジャー
- 鉛筆
追加パーツの製作手順
①パイプをカットする
上の画像の位置のパイプを作るために、一旦、下の画像の位置の助手席の後ろのパイプ長を測定します。その長さに左右パーツの入り代合計分の60mmを足した長さにパイプをカットします。
ここは誤差があるかもですが、私の場合485mmにカットしました。
②カットしたパイプにJ-5を取付ける
カットしたパイプの片側にL字のJ-5をしっかりと差し込み接着剤で固定します。
③J-7Bに60mmにカットしたパイプを接着する
余ったパイプを60mmにカットし、短い差込み口にしっかりと挿入しここも接着剤で固定しておきましょう。
④最初のパイプにJ-7Bを通す
手順②で作ったパイプに手順③のパイプを通せば準備は完了です。
組み立て方法
説明も不要かとは思いますが、一応説明しておきますね。
上の画像の通り、センターパイプと助手席側の金色のパイプを助手席後部のパーツに差し込み、製作したパイプのL字パーツ側をセンターパイプに差し込み、もう片側は、助手席側の金色パイプに通しているJ-7Bに差し込みます。
差し込んだら、助手席側の脚パーツを製作したJ-7Bと金色パイプに差し込んで骨組みは完成です。
ここに助手席側の天板をはめ込めば完成です!!
使用感について
安定性
前方の脚パーツが幅方向で言えば内側に取付く関係でグラグラしないか心配してましたが、全然大丈夫そうです。
運転席から乗っても問題ありませんでした。
天板はパイプに固定出来るように、天板にJ-46を2個をドア側パイプ位置で固定しています。
後、J-59Cを2個とパイプを接着剤で固定した突っ張り棒を、センターパイプ横に取り付けることで抜け止めと天板の安定性を図っています。これはフルフラット時に作っています。
利便性
運転席からフラットシートに乗ったり出来るので、とても利便性が向上しました。
フルフラット仕様だと、地面からどっこいしょって乗る必要があるので、これはとても便利です。
コンビニでお弁当を買って、運転席で食べるのにも便利です♪
釣り車中泊なんかだと、これは大変便利になるんじゃないかなと勝手に思ってます(笑)
寝る時も狭くない
フルフラット部が半分になることで狭くないかと思うかも知れませんが、全然余裕の広さがあります。
車前方部を足側にして寝るんですが、狭くなるのは腰から下の部分なので上半身はご覧の通り、十分な広さがあるので窮屈感は全くありません。
シートが少し固いなと思う方は、キャンプマットを追加すると良いかと思います。
キャプテンスタッグの以下のダブル用マットを折りたたんで使うと緩和しますし、底冷え対策にもなります。
長さがあるので、折りたたんで枕を作ることも出来ます。
後方部では簡単な作業が出来ます
この部分は改めてご紹介したいと思いますが、後方部にはテーブルを取付けています。ここでも食事を取ることが出来ますし、簡単な作業もここでは可能です。
フルフラット仕様だと、ここで食事を取ることになります。
作ってみた感想
今回、簡単な追加パーツだけで、ソロと二人車中泊を使い分けることが出来るようになったのは良かったなと思いました。これで使い方の幅が広がったのでいろんなことが出来るのでワクワクしてきました(笑)
全体の製作費用としては決して安くはありませんし、製作日数も数日要するので大変ですが、市販品より安く出来ますし、自分に合った物が作れるのがDIYの良さだと思います。自分が納得できるものが出来たら愛着も湧きますので、是非、今回の記事を参考にしてみて貰えばと思います♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
以下の車中泊関連の記事もございますので、是非、ご一読くださいませ♪
今回のDIYは以前のフルフラット化をベースにしていますので、基本な部分はお手数ですが、以下の記事をご参照くださいませ。