真夏の車中泊の夜をポータブルクーラーを使って快適に過ごすならコレ!!

title

    スポンサーリンク


    夏と言えばアウトドア!ですが、昨今は猛暑続きで車中泊も扇風機だけではキツいですよね?車にポータブルクーラーが欲しいなぁ~と思いませんか?

    と言うわけで、今回は夏の夜を快適に過ごすためにはどんなポータブルクーラーを選べば良いのか、また、それらを朝まで運転させるために必要なポータブル電源はどんなものが良いのかについて調査してみました。

    今回は、数種類のポータブルとクーラーと2種類のポータブル電源をご紹介していきたいと思います。数泊したい方やバッテリー残量を気にせず使いたい方は必見です!

    ピタくま

    最後までごゆっくりしていってくださいね~。

    ポータブルクーラーについて

    まずは、簡単にクーラーの構造や動作原理について、また、市販されているポータブルクーラーのことについてお伝えしておきたいと思います。

    クーラーの構造・動作原理

    一般的な家庭用の冷媒ガスを使った室内機と室外機があるクーラーの構造と原理を簡単に説明してみます。

    クーラーは低温・低圧で気体状態の冷媒ガスをコンプレッサーで高温・高圧状態の気体に変え、熱交換器(室外機)で熱を奪いながら減圧器で低温・低圧の液体に状態変化させます。この熱を別の熱交換器(室内機)にて室内の空気が冷やされます。

    この時、熱交換器で室内の空気によって温められた冷媒ガスは気体に変化し、再びコンプレッサーに戻り上記のサイクルを繰り返すことになります。また、室内の冷やされた空気は空気中の水分の一部が気体から液体に戻されドレンとして出て来ます。

    この繰り返しによって、室内の温度が徐々に下がっていくことになります。

    ピタくま

    図解してなくてすみませんが、こんな感じです。

    ここで知っておきたいことは、室内機の熱交換は室内の空気を、室外機は屋外の空気を処理していることです。後述するポータブルクーラーの室内機と室外機がセットになったタイプは使い方を理解していないと冷えずに逆に暑くなったりします。

    ポータブルクーラーのタイプ

    一般的に車載用として採用されるポータブルクーラーには以下の2タイプがあります。

    室内機と室外機が分かれているタイプ

    一般家庭で使われているエアコンと同じですね。

    高温部分が車外にでるため冷却効率は高いですが、反面、車外に室外機を固定する方法や室外機との接続等が素人の方にとっては難易度が高かったりするのが難点です。

    ピタくま

    プロの手を借りずに簡単に

    室内機と室外機が一体のタイプ

    スポットクーラーとして広く使われているタイプです。排気ダクトだけが付いているものと吸気ダクトと排気ダクトが付いているものがあります。いずれのにしても付属のダクトを車外に出すだけで良いので設置が簡単ですが、反面、高温部分が車内にあることと室外の空気を吸い込んでしまうため冷却効率は上記の室外機と室内機が分かれているタイプより劣ります。

    吸気ダクト+排気ダクトのものは排気ダクトのみのものと比べれば、吸気を室外から直接取り込む分、冷却効率は良いです。

    排気ダクトだけのものを使う場合は、高温側の熱交換器の吸気を室内から行い、室外に排気ダクトで排出するため、気密性の高い室内で使うと室内の空気が急激に不足してしまう点に注意が必要なのと、冷やした空気の一部が外に排出されるため、不足する空気は部屋の隙間から逆に外の空気を吸い込んでしまうため、室内が一向に冷えないということも起こる可能性があります。

    排気ダクトは高温となるため、断熱処理をしておくと省エネと火傷防止も出来て良いかと思います。

    ピタくま

    効率で選ぶなら断然、吸気ダクトと排気ダクトが付いているものが良いですね。

    ドレンの処理方式

    空気を冷却した際に発生するドレンの処理方式で2タイプに分かれます。

    ドレンタイプ

    こちらは冷却されて結露した水分をパンに排出するタイプです。構造が簡単になる分、冷却効率は良いと言えますが、ドレンがパンから溢れないように管理する必要があります。湿度によってはすぐに溜まってしまうかもしれませんので、対策なしでは長時間グッスリ眠ることは難しいかもですね。

    ノンドレンタイプ

     こちらは、クーラーから排気される熱風やヒーターを使って、結露した水分を蒸発させて熱風と一緒に排出する方式です。

    メリットとしてはドレンの管理をする必要がほぼなく楽なことですが、デメリットとしては冷却効率がドレンタイプよりも若干劣ることや湿度によってはドレンを処理することが出来ずに水が底部に溜まったりエラーとなる場合があることもあるようです。

    運転音について

    ポータブルクーラーの運転音は全開運転時では67dB程度あるので割とうるさく感じるかと思います。

    おすすめポータブルクーラーのご紹介

    紹介する前に少し車中泊で快適に寝泊まりするために、涼しいと感じるための条件的なものをお伝えしておきます。

    人が涼しさを感じるためには、涼しい風が肌に当たる、若しくは空間全体が涼しい事のどちらかを満たしていないと不快に感じてしまいます。

    現状、車中泊で良く使われているポータブルクーラーの多くは、冷房能力が800~900Wの物で消費電力としては350~550Wの物です。ハイエースなどの大型車種でこのクラスを使用すると涼しさを体感するには少し物足りないというユーザーの意見の方が多いようでした。

    このクラスの排気ダクトのみが付属する室内機と室外機が一体になった上記製品のようなもので冷えない場合は、高温側の熱交換器の吸込口をDIYして車外の空気を直接取り込むようにすれば、冷える可能性があるかも知れません。

    ピタくま

    ということで、今回は冷房能力が1kWを超すものの中からチョイスしていきたいと思います。

    タンスのゲン 4~6畳用2.1kW

    こちらは家庭用ということもありかなり大きめの33 x 33 x 68 cm; 22 kgのもので大型車向きですが、かなり安かったのでチョイスしてみました。

    性能としては冷房能力が冷却能力:1.8kW(50Hz)/2.1kW(60Hz)と、一般的に車中泊で使われているものと比べると2.5倍程度の冷房能力があります。消費電力は720 W(50Hz)/ 770 W(60Hz)と高くなっているため、長時間使用するためにはポータブル電源も高出力タイプ且つ高容量の物が必要です。1.8kWで十分過ぎる能力があると思うので、50Hzを選択出来るポータブル電源があるとバッテリーの消費を抑えることが出来るんじゃないかなと思います。

    また先述した吸気ダクトのDIYが必須かと思いますので、自分だけの空間作りが好きな方向けだと思います。

    ノンドレン方式となってます。

    ピタくま

    冷房能力が高いので、低負荷運転に切り替わりやすいとも言えるので、ギリギリの能力のものよりも案外静かになるかも知れませんね。

    高出力な分、排熱温度も高くなりやすいことが予想されますので、排気ダクトの接続部の漏れを防いだり断熱をしっかりしておくと良いかなと思います。

    EcoFlow Waveポータブルクーラー

    尚、EcoFlowの公式サイトからだとセールもあってお得な場合があります。

    【EcoFlow公式】ページへGo!! 

    こちらは、私が強くおススメしたい商品となっています。2022年7月下旬から順次発送される新商品です。

    冷房能力は1.5kWで、AC定格出力が同社のポータブル電源からの給電時、最大入力820Wに対応し、ポータブル電源と組み合わせて使用することで効率よくスピーディーに給電可能出来ます。

    ノンドレンタイプで、吸気ダクトと排気ダクトが付いているタイプのものなので室内に余計な湿気や熱い空気が無駄に車内に入り込まないので冷却効率も良いしドレンの心配もしないでかなり良い商品だと思います。

    また、このポータブルクーラーには専用バッテリーを取付ける事が出来ますが、同社の大容量ポータブル電源EcoFlow DELTA MAXやDELTA2と組み合わせることで、省エネモードで7~14時間運転可能となります。

    先ほど紹介した商品と比べれば価格はかなり高くなるのが悩みどころかも知れませんが、コンパクトさはこちらの方が断然有利なので場所を占有しないことは大きなアドバンテージかも知れません。

    ピタくま

    ※2022年7月上旬現在だと、公式サイトのみで予約出来ます。

    ピタくま

    ここで出てきたポータブル電源も私が強くおススメしたいポータブル電源の一つです。これらについてはこれから紹介していきたいと思います。

    ポータブルクーラーを長時間動かすためのポータブル電源の容量について

    では、ここからポータブル電源についてお伝えしていきたいと思います。

    先ほどご紹介しましたポータブルクーラーをベースにどれ位の容量のものが必要なのかを確認してみましょう。

    先程、紹介した消費電力が最も高いのが750Wでしたが、このクーラーで仮に夜7時間半ぐっすり眠るために必要なバッテリー容量を以下の条件で算出してみます。

    条件:低負荷運転時が5時間位、その時の消費電力を200Wとする。

    (200W×5時間+750W×2.5時間)÷0.8=3,125Wh

    この想定だと私がおススメする現状の最新超高容量ポータブル電源だと1台必要な計算となります。フル稼働なら7,032kWh必要なので2台必要になります。

    因みに、上でご紹介しました消費電力350Wのクレクール3をフル稼働で7.5時間運転した場合だと3,282kWH位は必要になるのかなと思います。

    ピタくま

    いずれにせよ超大容量のポータブル電源が1台は欲しい所ですね。

    おすすめポータブル電源

    私がおススメするポータブル電源は、今回の条件下なら以下の物一択です!!

    EcoFlow DELTA Pro

    ↓この画像からEcoFlow Japan公式サイトにジャンプ出来ます↓

    定格出力は驚異の3,000W(瞬間最大6,000W)、容量は3,600Whとここだけを見ても凄過ぎます!!

    更に、急速充電が可能で、且つ、エクストラバッテリーを最大2台接続可能となり容量は10,800Whへと増やすことが出来ます。

    ピタくま

    EcoFLow Waveポータブルクーラーを使うなら間違いなくコレですね!!

    ピタくま

    公式サイトだとセールが実施されてる場合もあるので、是非チェックしてみてくださいね!

    最後に

    ポータブル電源の技術向上でこれまでのように専門知識がそこまで必要なくても手軽に大出力家電製品を車中泊で使えるようになって来ました。

    今回ご紹介したEcoFlow製品は高額な製品ですが性能はピカイチだと思います。ワンランク上の快適さを求めるならアリだと思います。

    ピタくま

    出掛けるのが楽しくなるように車内をカスタマイズしていきたいですね♪

    最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

    スポンサーリンク