サワラの習性
サワラは群れで行動している場合が多い魚です。表層付近にいる事が多く、良く背びれを出してベイトを追いかけている姿が見られます。飛び方も特徴があるのでサワラとすぐ分かると思います。
鰤は上下に追いかけて来ますが、サワラは横(やや下側)から追いかけて来る感じです。このため、ミスバイトした場合にはラインが切られることが多いです。また、ジグのテールフックに掛かることが多いのでメタルジグのテールフックは付けておくことでヒット率が高まります。
群れで行動している事が多いので、1匹釣れても更に釣れるチャンスが高いです。
時間的な行動としては、日の出前の暗い時間帯では波打ち際まで寄って来ている場合が多く、この日の出周辺はサワラを最も釣りやすい時間帯と言えます。
この朝マズメの時間帯は特に波打ち際にベイトを追い詰める行動が強い印象です。
この時間帯は、遠投しなくても釣れる場合が多いのでミノーやワームで釣れたりもするので、そういった釣り方も楽しめるかと思います。
他の青物と違い、サワラは日が昇っても岸に近い場所でベイトを捕食している事が多く、昼間でも釣れることが多い感じです。
サワラは回収時の波打ち際ギリギリまでルアーを追いかけてくるので最後まで諦めず集中しておきましょう。
ルアー毎のアクションの付け方について
メタルジグ(ジグパラ)の場合
基本的にキャストしたら着底させ、表層までをワンピッチジャークで動かし、表層を2~5m動くようにジャークの回数を水深分より多く増やします。その後、また着底させてジャークを繰り返します。
ジャークのスピード等は以下の動画をご参照くださいませ。
私的には表層を意識し過ぎて着底させずに中層からジャークをさせるよりは、ボトムを取る方がヒット率が高いかなと感じてます。
ボイルが出た場合は、可能ならばボイルの10m位先にキャストし、5秒位沈めてから先ほどの縦のジャークではなく横の高速ジャークをするとヒットしやすいです。
鉄板バイブの動かし方
鉄板バイブは、表層を狙い撃ち出来るのでライズが多数出ている場合等では効果的なルアーです。
動かし方は、キャスト後一旦着底させたら、リーリングスピードを変化させながらタダ巻きしてみたり、10~15m位動かしたら、2秒程度止める等のストップ&ゴーをさせるとバイトを誘発させることが出来ます。
ジグパラスローの動かし方
ジグパラスローは上で紹介しました2つのルアーの動かし方をどちらも出来ます。状況に合わせて動かし方を変えると良いかと思います。
万能型なジグですね。
いずれのルアーを使うにしても、波打ち際までヒットするチャンスがあるのがサワラの魅力なので気を抜かずに最後まで集中しましょう!
下顎が弱い
サワラは下顎が弱いので、強引にファイトすると下顎が真ん中から割れてバレたりします。
特に波打ち際手前でルアーが水面から飛び出す瞬間にバラしやすいので、魚が近寄って来たらドラグを弱めに調整し、慌てずテンションを掛けたままゆっくりと巻いて来るようにしましょう。
波打ち際まで来たら、押してくる波に合わせて魚を水揚げするとバラしにくいかと思います。
釣れた後は、刃が鋭いので他の魚のように手で口を持ち上げるのはNGです。フィッシュグリップを使いましょう。
まとめ
如何でしたでしょうか?
私的には他の青物より釣りやすい魚かなと思ってますが、食べて美味しい魚です。
2月から4月は集中して海に通うと出逢えるチャンスは高まりますので、是非、お近くのサーフに出掛けてみて下さいね。
鰆は釣れる時間帯も長いので、頑張ってみて下さいね~♪
この記事が参考になれば幸いです。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました!!
逆光でご視聴し辛いかもですが、サワラのライズはこんな感じです。