シマノ20ツインパワーC3000XG|ジギングで使ってみた感想

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    今回紹介するのは、SHIMANO20ツインパワーC3000XGです。かなり進化したと噂のツインパワーですが、性能を知りたくオフショアジギングやサーフからのライトショアジギングで過酷な条件で使ってみたので、その使用感等をお伝えしたいと思います。

    尚、20ツインパワーに関しては、メンテ方法や12BB化等の記事もございますので、こちらもご一読くださいませ。

    SHIMANO ツインパワー C3000XGってどんなリール?

    ツインパワーシリーズには、ツインパワー、ツインパワーXD、ツインパワーSWの3種類ありますが、今回紹介しますリールは、XD、SWのベースモデル的なものとなってます。ツインパワーXDは、ツインパワーの耐久性と防水性を高め、よりタフな環境での釣りを意識して作られているようです。また、ツインパワーSWは更に過酷なソルトゲームを意識した物となっています。

    C3000XGの意味

    C コンパクトボディのことで、ボディサイズがワンサイズ小さいことを意味しています。
    3000 スプールサイズを表し、ナイロン3号が150m巻けます。但し、この数字の後にSやMが付く場合は巻ける量が少なくなります。
    XG エキストラハイギアのことで、一回転当たりの糸の巻上長が最も長いタイプで、高速リトリーブ向きです。この他にPG(パワーギア)、HG(ハイギア)があります。

    スペック

    ギア比 6.4 ナイロン巻取長(号ーm) 2.5-180 3-150 4-100
    最大ドラグ力(lb/kg) 20/9.0 フロロ巻取長(号ーm) 2.5-160 3-130 4-100
    自重(g/oz) 215/7.6 最大巻上長(cm/in) 94/37
    PE巻取長(号ーm) 1-400 1.5-270 2-200 ベアリング数 ボール9/ローラー1

     

    リールのカスタム

    ハンドル

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    ハンドルは定番のGOMEXUS(ゴメクサス)パワーハンドル38mmに換装してます。

    ハンドルが大きくなったことで、楽にハンドルを回すことが出来るようになりました。

    ライトショアジギングで使うならパワーハンドルが巻きやすいですが、チニング等でスローなルアーをする場合は、ノマルハンドルの方が使いやすい気がしました。

    リールスタンド

    reel-stand

    こちらもGOMEXUSの物を取付けています。この製品に付属しているO-リングを使用するとハンドルが動かなくなるので、取り外した純正品カバーのOーリングをネジの外側に取り付けています。ジグフック等を引っ掛けたり出来ます。

    使用感は?

    防水性

    ピタくまは、使用後にシャワーで水洗いをするのですが、スプールを外すとスプール内部に必ず水が入り込んでますが、メイン部への侵入はしてなさそうです。

    ただ、リールの心臓部のメカ部への防水対策は、ゴム製?シールのみとなっているため防水性は高くなさそうですので、長く使うためにはメンテナンスは必須かと思います。

    サーフで細かい砂が多い場所に置くと、砂が嚙み込みますのでお気を付け下さい。1年弱使ってメンテナンスしてみた所、クラッチに砂が噛んで凹凸の傷が出来てました。

    4か月位で異音が少し出始める感じがします。

    また塩噛みしやすいガイドローラー部だけでも、早めのメンテナンスを心掛けると良いかと思います。

    巻き心地

    巻き感はかなり軽いです。これまでSHIMANOバイオマスター一択で長年愛用してきましたが、ツインパワーと比較すると違いが明確に分かります!

    まず、ハンドルを回して止めると前後のガタ付きがなく、ストップ&ゴーがスムーズに行えます。また、回した感じも滑らかでゴリゴリ感が全くありません。流石といった所でしょうか。初動がどうのとかは分かりませんが、21年モデルツインパワーXDと巻き心地を比べると、ノーマルツインパワーの方が気持ちイイです!(笑)

    この20年モデルは、ステラに近づいたと噂になりましたね。

    パワー

    オフショアジギングで、45cm位のネイリ(カンパチの子)では、ゴリ巻きするのは少しきつい感じがありました。竿を立てて魚を寄せ、竿を寝かす際に余ったラインを巻き取るポンピングが出来ないような磯、消波ブロックなどの障害物があるようなフィールドではきついかも知れませんね。

    また、オフショアで76cmのワラサ(ブリの子)を釣り上げた際は、流石にパワー勝負ではゴリ巻きは出来ませんでした。ポンピングで対応は出来ますが、大型青物には流石に辛かったです。

    70cm 4.0 kg の真鯛を釣り上げた時は、十分余裕を持って対応出来ていました。

    また、このリールにPE1.5号を巻いて(下巻きナイロン2号)してみましたが、ライントラブルも発生しませんでした。

    今回は、3000番の性能を確かめるためにショアジギで使ってみましたが、ショアジギで使うなら4000番以上をおススメします。

    20ツインパワーC3000XGを使って真鯛を釣った動画です。

    ドラグ性能

    67cmのワラサ・メジロ(ブリの子)クラスでは、ガチガチに締め込まなくてもかなり余裕がありました。ドラグ性能については、大物をまだ釣っていませんので何とも言えませんが、50~60cmクラスなら問題なさそうです。ドラグの締め込み具合は、ラインやロッドとの関係もあると思いますので、ご参考程度にして下さいませ。

    まとめ

    数か月間、サーフショア、オフショアとジギングで使ってみた感想としては、大物青物にはパワー負けしましたが、ライトショアで中小物限定としてなら使えるかと思います。ただ不意の大物にも対応するなら、4000番にした方が安心かと思います。

    20年モデルのツインパワーは巻き心地は最高!と言っても過言ではないと思います。メンテナンスもしっかりやれば愛着も湧きますし、長く使えるリールになるのではないかと思います。

    3000番はシーバス・チニング等で活躍する汎用性が高い番手だと思いますので、持っておいて損はないかと思います。皆様のご購入の参考になればと幸いです。

    以上、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!

    また、釣行の様子を基本的に毎週記事にしていきますので、良かったらこちらもご一読くださいませ♪

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