ジギング組糸を使って自分だけのアシストフックを作ってみよう♪

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    購入したジグにはアシストフックが付属しているものもありますが、ジグの重さによってはフックサイズが変わりますよね。特に軽めのジグを使う場合は、時期によっては大きいサイズの魚が回遊してくるので、そのままのフックを使うと伸ばされたりして残念な結果になったりします。と言うことで、アシストフックの作り方を紹介したいと思います。

    ジギング関連記事も幾つか書いてますので、あわせてどうぞです♪

    私がアシストフックを自作しようと思った理由

    オフショアジギングを本格的に始めた頃に、100gのジグパラバーチカルショートを購入したのですが、市販のダブルフックを選択するのにフックの位置とかを調べるのが面倒くさかったのが理由でした(笑)

    こんな経験をしました

    サーフに良く通うのですが、冬場から早春にかけて大型青物が回遊してきます。その時に、40gのジグパラをそのままのフックを使ってたら、経験上初めてのブリクラスと思われる強い引きの魚がヒットしました。

    タックルが強かった関係もあって有利に波打ち際まで寄せて来ることが出来たんですが、波打ち際では流石に暴れられました。その際に、アシストフックまたはトレブルフックのどちらかが外れた感触があった後、数秒後にバラしてしまいました。

    その時に回収したジグを見ると、トレブルフックもアシストフックも伸ばされてました。どちらが先に伸ばされたのかは分かりませんが、時期によってはフックサイズを上げておく必要があるなと思い知らされた苦い経験をしたことがあります。

    ピタくま

    この時は、かなり悔しい思いをしました(笑)

    と言うこともあるので、フックサイズを数種類は用意しておきたいですね。

    アシストフックを自作するメリット

    市販のアシストフックは綺麗に作られてるので全然問題ないんですが、自作するとジグそれぞれにあったフック位置や好みのフック形状等を選択できるのが大きいメリットかなと思います。

    ピタくま

    自分で作ったもので釣れた時は嬉しさが倍増しますよ

    用意するもの

    アシストフックを自作するためのものは以下のものが必要です。

    ●ジギング組糸

    このライン強度はフックサイズによって目安があります。

    ライン強度適合フック目安サイズ
    80lb1以下~3/0
    110lb1/0~4/0
    140lb2/0~5/0
    180lb3/0~6/0
    240lb4/0~7/0

    ●スレッド

    ●ソリッドリング

    ●ボビンホルダー

    ●瞬間接着剤

    スレッドを固定する時に使います。

    ●熱収縮チューブ(必要に応じて)

    ●その他

    よく切れるカッター・ライター・爪楊枝・ペン

    作り方

    今回は110lbの組糸とヒラマサ針14号を使って100gのジグパラバーチカルショートのダブルアシストフックを作ってみたいと思います。

    材料

    アシストフックの位置を決める

    まずはアシストフックの位置を決めます。

    フックの位置は頭側から1/3~1/2ぐらいにしておくと良いと思います。

    フック位置

    キッチリと長さを決めたい場合は、スプリットリングやソリッドリングをアイをジグに並べるなどをしてからラインの長さを決めましょう。ラインは必要長さの2倍に少し余裕を見てからよく切れるカッターでカットします。

    切れ味が悪いカッターだと切り口がほつれてしまいます。ハサミはカットし辛いのでカッターの方が切れると思います。

    ソリッドリングを通す

    ラインを二つ折りにしたら、折り目を付けるかペンなどで印をして片側の切り口から付属のニードルを通します。

    この時、ニードルの先端の爪を開いておきましょう。

    開いておく

    頂点の手前3~4mm位の位置からニードルを出します。

    通したら、ソリッドリングをラインに通しておきます。

    次に、反対側の切口から3mm位の所を爪に刺し閉じます。

    こんな感じ

    そしたら、ニードルを引っ張ってラインの中にラインを通します。

    通したらこんな感じになります

    フックをラインに刺す

    今回は、フックの軸が太いのでラインの中を通すことが出来ないので、フックを反対側に貫通させます。

    まずは針を刺す位置を決めます。フックに被さるラインの長さが短すぎないようにしましょう。

    収縮チューブを使う場合はフックを刺す前にラインに通しておきましょう。

    長さ

    フックをラインに対し45度ぐらいの角度で刺したら反対側に貫通させます。軸芯が細い場合はラインの中を通すことが出来ると思います。

    フックを通したらチモトの内側にラインが来るようにフックを180度クルっと回します。

    スレッドでラインを縛る

    スレッドをボビンホルダーにセットし、パイプの中に糸を通します。

    チモトの根元部分にハーフヒッチを3回行い、仮止めします。

    この時、スレッドを摘まんだら、親指を時計回りに捻り、フックに通すと簡単にヒッチを作ることが出来ます。

    ハーフヒッチ

    ヒッチ出来たら、そこからラインを縛っていきます。この時、1回1回をしっかりときつく縛っていくのがポイントです。

    縛っていく~

    ラインをカットする位置の手前まで巻いたら、今度は折り返してチモト側向けてもう一度縛っていきます。

    チモト根元まで来たらヒッチを同じく3回行いましょう。

    瞬間接着剤を爪楊枝に一滴垂らし、スレッド全体に塗りましょう。スレッドを巻いていないチモトより上の部分には付着させないようにしましょう。

    爪楊枝で伸ばす

    瞬間接着剤が乾いてから、スレッドと余分なライン端をカットします。

    収縮チューブを使う場合は、この後、ライターやドライヤーを使ってラインに密着させましょう。

    余分な部分を熱しないように、また、火傷に注意しましょう。

    収縮チューブ

    2本目も作る

    2本目も手順は同様に行うのですが、フック同士を違う向きにする場合は、フックをラインに刺す向きを間違えると同じ向きとなってしまいますので注意しましょう。

    下の画像を例にすると、ラインの下側から上側に向けて刺す感じとなります。

    向きに注意です

    今回は段違いにしてみました。

    完成

    ちょっと雑に作ってしまいましたがこんな感じです。ソリッドリング+スプリットリングにしているので、同一ジグのカラーチェンジする際はジグのみを交換するだけで良いので簡単です。

    注意点

    フックの幅がジグの幅と同じぐらいだと、フックがジグに引っ掛かってしまうことがありますので、ジグの幅より大きめの幅のフックを使うとトラブルは少ないかと思います。

    作り方はいろいろ

    今回はフックをラインに刺してからスレッドで縛るすっぽ抜けも安心な方法にしましたが、フックを刺さない方法もあります。また、ティンセルを付けてアピール度をアップさせることも出来ますので、色々と試されると良いかと思います。

    自作したもので釣れた時の喜びはいつも以上間違いなし!ですので、是非、お試しくださいませ!!

    最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!

    釣行記を毎週配信していますので、こちらも良かったらご一読くださいませ♪

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