製作5日目
コンパネをカットする
ここは寸法を測っておいて、コンパネを買う時にカットしてもらう方が楽で綺麗に出来ますが、既にコンパネを買っていたので自分でカットすることにしました(笑)
因みに、コンパネはホルムアルデヒドも考慮してJAS規格品の12mm厚のものを2枚購入しました。
カットは車体と干渉しないギリギリにしたかったので、失敗しないために少し余裕を見てカットすることにしました。
板の分割はフレームがクロスする毎で分割し、床下へのアクセスがしやすいようにしました。
②と③はそのままだと車体に干渉するので、一部斜めにカットする必要がありました。
②は前方隅が左右とも干渉するので、その隅を横方向30mm×前後方向80mmの位置で斜めにカットします。
③も前方隅が左右とも干渉するので、その隅を横方向60mm×前後方向50mmの位置で斜めにカットします。
カットしたら、紙やすり等でささくれた部分や角を軽く丸めましょう。
これでやっとフレームに乗せることが出来ます!!
早速、フレームに乗せてフラットシートの感触を確かめてみました。少しグラグラするのと、板がこのままだとズレて段差が出来たりするのが分かりました。
ここは想定内なので問題なしです。簡単なパーツ追加で対応出来ます。
製作6日目
フレームを補強する
この日は、補強パーツでビシバシとフレームを補強していきます。
補強の方法は、
- フレームのクロス部にJ-112AまたはJ-112Bを取付ける
- J-59Cとパイプで突っ張り棒を作り、フレーム同士がばらけないようにする
- センターフレームが左右に動かないようにJ-131で固定する
の3通りで進めていきました。
①は様子を見ながらお好みの数を付けたら良いかと思いますが、今回は2人乗るのでしっかりと固定しています。
②は前後左右方向にバラバラになりそうな箇所に、突っ張り棒を入れました。この突っ張り棒はJ-59Cと接着して固定します。
追加した場所は、最後部前後方向2箇所とセンターフレーム下に2箇所、下部フレームとステップ周りに適当に付けてます。また、前方部には助手席側に前後方向の突っ張り棒をセンターパイプ横に取り付けるようにしました。これはシートがフレームから落ちても段差が出来ないようにするためでもあります。
この作業は簡単なので付けるのが楽しかったです。
製作7日目
合皮を貼っていく
このままだとコンパネのササクレが刺さったり、クッション性も悪いし見た目も良くないので、ここも10mmのウレタンスポンジを乗せた上で合皮を貼って綺麗に仕上げたいと思います。
合皮は、合皮.jpさんで合皮 生地 LEX キャメル(明茶色)[LEX-05]を幅1.1mのものを長さ5mで購入しました。
出来るだけロスが出ないカット方法で購入したので、失敗しないようにカット前には何度も確認しました。
①ウレタンを貼り付ける
まずは、ウレタンスポンジとコンパネを強力両面テープで固定してから、コンパネの輪郭に合わせてハサミでカットします。
後の効率を良くするために、全ての板に貼っておきましょう。
②合皮をカットする
合皮はタッカーでコンパネ裏面に留めていきますが、合皮の大きさは以下の計算式から算出します。
1辺の長さ=(ウレタンの厚さ10mm+コンパネの厚さ12mm+50mm)×2+コンパネの長さ
よって今回の場合は、コンパネの長さ+144mmとなります。まぁ、大体で良いかと思いますが、裏面に被せる長さが短か過ぎると合皮をピンと引っ張りにくいので注意です。
③合皮を貼る
貼り方ですが、まずは全ての隅っこを留めてから辺を留めていきます。
まず、角対して合皮を直角に引っ張りますが、強く引っ張り過ぎると破れますので注意です。
角が合皮に現れたらタッカーで仮止めします。
次に片方の辺をシワが入らないように引っ張ってタッカーで2箇所ほど留めます。
タッカーで留めたら、角周辺の余分な合皮を裁縫バサミでカットします。これは次の辺を重ねる時に厚さが出過ぎないようにするためです。
次に反対側の辺も同様にします。
全部の角を留めたら、後は各辺をタッカーで留めていくだけです。留める位置はコンパネの端から1~1.5cm位の所を3cmぐらいの間隔で留めて、余分をカットすれば完成です!
この作業、一つ作るのに30分位は掛かるので、8枚全部作り終わる頃にはすっかり夜になってました(笑)
さて、次で工程はいよいよラストとなります!
詳細は、矢崎化工の公式HPでご確認くださいませ。