エブリイPCをイレクターパイプで車中泊仕様にしてみた

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    製作2日目

    下部フレームの続き

    前日に取り付けた1,200mmパイプのセンター補強用に前方パイプにはJ-12B、後方パイプにJ-15Bをパイプ中央部に入れました。

    この連結ジョイントのAとかBですが、Aは挿入口がそれぞれ30mmで止まるタイプで、Bは1方向が貫通しているパーツとなっています。Bタイプを使うのが楽ですが、フレームが途切れる部分はAタイプを使ってます。

    立ち上げた左右の前後パイプと中間補強部はどれも600mmで連結しておきます。

    ここで、一旦ドアとフレームが干渉しないかチェックします。丁度良い感じでギリギリ干渉しないようです。

    ピタくま

    が・・・底部が完了した後、失敗します(笑)

    それはさておき、後部に向かってフレームを伸ばしていきます。この立ち上げた位置では干渉するので、そのままでは延長出来ません。

    なので一旦、先ほどの後部1,200mmパイプにJ-12Bを差し込みJ-12Aの真横に並べて置いて、そこから後方にパイプを伸ばしていきます。

    今回はバックドア部に大型クーラーを置くので、ドア内側から450mm程度手前がフレーム終端部となります。完全フルフラットを作るなら、ここから先の長さが変わりますね。

    今回の仕様の場合、J-12Bに差し込むパイプの長さは560mmとなりますのでこれを2本作ります。中間辺りにJ-12Bを入れておいて、終端部にJ-4をさし込みます。

    下部フレーム
    こんな感じになっていきます

    また、左右の連結パイプの長さを993mmで私は作ってしまいましたが、1,000mmがピッタリとなります。2本作って差し込みます。この前方パイプには中間部にJ-12Bを2個入れますが、左側は前方向きに右側は後方向きに入れます。

    後方終端パイプにはJ-12Bを1つ前方に向けて入れ連結します。この中間J-12Bは、その前の2つ入れたJ-12Bの右側と246mmパイプと連結します。これは、バッテリーの蓋に干渉させないためです。

    前方パイプの前方に向けたJ-12Bはセンター補強部ですので、その前方のJ-15Bと280mmにカットしたパイプと接続します。

    下部はほぼ完成
    ほぼ完成状態です(修正前ですが・・・)
    ピタくま

    ここまで雰囲気でジョイントパーツとパイプを買ってたので、何回もDIY店に走ることになりました(汗)

    なんだかんだで下部フレームが完成しました。何となく形が見えてきてテンションも上がりそうでしたが、この後ひたすら縦フレームを作っていくのかと考えると、むしろテンションダウンでした(笑)

    下部フレームで使う材料
    • 1,200mm定尺パイプ:2本
    • 1,000mmにカットしたパイプ:2本
    • 560mmにカットしたパイプ:2本
    • 280mmにカットしたパイプ:1本
    • 246mmにカットしたパイプ:1本
    • 600mm定尺パイプ:5本(最終的にはこの数となります)
    • J-12B:8個(最終的にJ-12AがJ-12BとJ-15Bなるのでこの個数となります)
    • J-15B:3個(最終的にはこの数となります)
    • J-4:6個(最終的にはこの数となります)

      詳細は、矢崎化工の公式HPでご確認くださいませ。

    ここまで来るとカッターからキイキイと音がして切れなくなって来たので、カットに力が要るしで大変だったんですよね~。これは刃物が悪くなったんじゃなくてローラーが綺麗に回らなくなったのが原因なので、潤滑スプレーを全てのローラーの軸部に吹き付けると直ります。そのまま作業すると、手にマメが出来たり腕が疲れるのでこまめに注油しましょうね。
    また、ゴム付き軍手を着用して作業するとパイプが滑らないので作業が格段に楽になります。

    縦フレームを作る

    さて、フレームの高さをまずは決定しないといけませんが、ここは一番最初に悩んだ部分でもあります。シートが水平になるように各フレームの高さを調整するかどうか悩みましたが、傾斜が付くようなら 下部フレームの下に板を敷いて調整すれば良いかなという結論に至り、全てのフレームを同一寸法にすることにしました。

    ピタくま

    後でよくよく考えてみたら地面も水平じゃないし、誤差範囲の傾斜なら問題ないですね。

    シートを出来るだけ低くしたいので、カットする高さをキッチリと測定する必要があります。最も高くなるのが運転席の背もたれ頂点なので、まずはその高さを下部パイプから測定し、上部フレームパイプの中間位置に来るように一旦パイプに接続パイプを付けたものをその高さに来るように水準器を使いながら慎重にパイプ高さを計測しました。

    高さ測定
    高さ測定
    ピタくま

    ここは一人では難しかったので、船長にも手伝ってもらいました。

    結果、カット長は208mmとなりました。12本作る必要があります・・・(汗)

    ピタくま

    潤滑スプレーで注油してなかったら、泣いていたかも知れません(笑)

    底部フレームで使う材料
    • 208mmにカットしたパイプ:12本

    想定外のミス

    縦フレームを3本作ったので、一番前のフレームに上部フレームを仮付けしてドアが閉まるか再度確認しました。

    結果、干渉しました・・・(汗)

    下部フレームは干渉しなかったのになぜ??って2回位閉めてみましたが、やっぱり干渉してます。

    原因は、スライドドアのドアノブが出ててそこに2cmほど干渉してました・・・orz

    ということで、下部のステップの4つのJ-12AをJ-4に変え前方1,200mmパイプにJ-12Bを左右に1つずつ追加し、後方 1,200mmパイプに J-15Bを同じく1つずつ追加し、一段内側から縦フレームを立ち上げるようにしました。追加したジョイントの前後を600mmパイプで左右とも連結することにしました。

    結果的に前方にフレームを伸ばす際に、車体ピラーに干渉したと思うので結果オーライです(笑)

    干渉修正後
    干渉修正後フレーム

    これで干渉はしなくなりました。残り9本のフレームも作り、縦フレームは完了です。

    気を取り直して上部フレームを作る

    基本的に上部フレームは下部フレームの合わせ鏡なので、パーツもほぼ同じになりますが、最前方フレームの中間ジョイントと左側ジョイントがJ-15Bになります。

    夕暮れのタイミングで丁度、前方フレームの材料が足りなくなったので2日目はここで作業終了です。

    次のページでフレームが完成します。

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