製作3日目
上部フレームの続き
前日、パイプとジョイントが足りなくなったので補充して続きを作っていきます。
この残った前方フレームにはギミックを施します。と言うのも、フルフラットにするためには運転席は後ろ向きに倒さないといけないので、一旦この位置のフレームを退避させる必要があるので、先述した通り左側ジョイントと中間ジョイントを貫通のJ-15Bにすることで、一旦左スライドドアを開け、パイプを中間ジョイントまで退避させ、右側フレームを外すようにします。(右側はJ-12Aとなります。)
そのため、このフレームパイプは運転時に左側に抜ける可能性があるので、左側パイプエンドにはJ-49のキャップを被せ、ドアが傷つかないようにしておきます。
パイプ長は1,087mmです。
- 1,087mmパイプ:1本
- 1,000mmにカットしたパイプ:3本
- 560mmにカットしたパイプ:2本
- 280mmにカットしたパイプ:1本
- 246mmにカットしたパイプ:1本
- 600mm定尺パイプ:3本
- J-12A:1個
- J-12B:7個
- J-15B:3個
- J-4:2個
詳細は、矢崎化工の公式HPでご確認くださいませ。
前方フレームを作る
ここは何度か試行錯誤しました。床がフラットじゃないので位置合わせとか結構面倒くさかったです。結局、足の位置は左右とも結構ギリギリになった感じです。
ここはフルフラットにする度に都度フレームを組む必要があるので、できるだけ簡単に組めるようにしないといけません。無い知恵を絞った結果が以下の通りの案です。
- 足フレームは運転席側と助手席側でそれぞれ組んだ状態にしておく。
- 最前方部の横フレームにはT字ジョイントJ-7Bを3個入れておく。
- 左右フレームは中間フレームより長くして、T字ジョイントJ-7Bを1個ずつ入れて最前方フレームを左右フレーム間に挟む形で接続する。
- 左右フレームとT字フレームで両足を接続して完成。
説明が上手く出来てないような気がしますが、画像で見ると分かると思います(白目)
左右フレーム長は836mm、中間フレームは733mm、最前方フレームは1,000mmにカットします。
左右フレームにはJ-7Bを1つずつ、 最前方フレームにはJ-7B を3つ通しておきます。
60mmにカットしたパイプを2つ作り、 最前方フレームの左右J-7B にさし込みます。ここは抜けやすいので接着しておいた方が良いと思います。
足は床がフラットじゃないのでアジャスターで簡単に調節できるようにします。
400mmを4本作りそれぞれのパイプにEF-1217A SETをハンマーで叩いて挿入します。パイプの内側にバリがあると入りにくいのでバリは棒やすり等で綺麗に除去しましょう。パイプにはJ-7Bを1個ずつ入れJ-5をさし込んでおきます。
運転席側用に322mm、助手席側に234mmのパイプを作って、先ほどの足のJ-7B同士を連結します。
足をフレームに取付けたら、アジャスターでそれぞれの足の高さを調整します。この足のJ-5もここで位置が決まれば、接着しておくと良いと思います。
これで基本フレームは完成です。行き当たりばったりだったので何回も買い足しに行ったりしたので無駄時間も多くて3日も掛かってしまいましたが、やっと形にすることが出来ました!!
- 836mmにカットしたパイプ:2本(左右フレーム用)
- 1,000mmにカットしたパイプ:3本(最前方フレーム用)
- 733mmにカットしたパイプ:1本(センターフレーム用)
- 400mmにカットしたパイプ:4本(足用)
- 322mmにカットしたパイプ:1本(運転席側足用)
- 234mmにカットしたパイプ:1本(助手席側足用)
- 60mmにカットしたパイプ:2本
- J-7B:9個
- J-5:4個
- EF-1217A SET:4個
詳細は、矢崎化工の公式HPでご確認くださいませ。
ここまで来ると、早く板を乗せてゴロゴロしてみたくなりました(笑)
手でフレームを揺らすとグラグラするので補強が必要な感じですが、ここで一旦フレームは置いといて別の作業をすることにしました。3日目はそのための材料を買い出しして終了です。
製作4日目
バッテリーにアクセス出来るようにしたい
エブリイってバッテリーが貨物室の床下に収納されているんですが、マットを剥がして蓋カバーを外す必要があります。マットの上にフレームが乗ってしまうので点検するだけでも大変面倒くさいことになります。最低でも点検位は簡単に出来るようにしたいなと思いました。
簡単にアクセス出来るようにするための方法は・・・
- マットに切込みを入れて、マットをめくれるようにする
- マットを撤去する
- 別のマットを用意する
と言うことになるんですが、①はマットに傷を付けるにはちょっと抵抗があったのと、②はフレームと車体が接触すると運転中にうるさいですし、車体やフレームに傷がつくのでこれはないなと言うことで③を選びました。
①が最も安い方法です。この作業はお好みかなと思います。
解決策として、1cm厚の断熱マットの上にDIY店で切り売りしてくれる1m幅で3mm厚のゴムマットを敷くことにしました。
マットは、元のマットを型にして輪郭をウレタンマットは裁断ばさみでゴムマットはカッターでカットしていきます。元のマット前方部はクリップで留めているので、新しいマットもクリップで留めれるようにポンチでクリップ穴を開けました。
結局、気にしていた高さの差はこのマットの関係もあってか殆ど気にならない位でした。
4日目は大体こんな感じで終了です。
次ページではいよいよ、シートを作っていきますよ!
そこまで動くことはなかったのですが、少しはズレるようです。