2022年9月11日頃、私の地域は台風14号の影響をモロに受けていました。その時に役に立ったキャンプ道具達についてお伝えしながら、今回の台風の状況を踏まえながら持っておきたいグッズなんかについても触れていきたいと思います。
目次
台風14号の我が家への影響について
本題に入る前に今回の台風の影響がどれ位だったのかについてお伝えしておきたいと思います。
久しぶりの直撃コースだったのですが、今回は移動速度がとても遅く、九州上陸前あたりから、私住んでいる四国にも影響が強く出始め、その時の影響度がこれまで四国に上陸した位と同等の激しい風が吹いていました。この時点でこの台風がどれ位凄いのかが十分理解出来ました。
後日ニュースで確認すると、県内の被害は公共施設やビニールハウスの倒壊(農業関係被害額が概算で3億5千万円超)、また数人のけが人も出ていたようです。
一方我が家への影響に目を向けてみます。
9月12日の早朝5時頃でしょうか、停電が発生しました。通常なら1~2分程度の停電でしたが、この時はかなり長く停電してました。
この状況が長く続くようなら飼育しているリクガメの温度調整も出来なくなることも不安要素となっており、本格的な対応をすべきかどうか迷っていました。
役に立ったキャンプギアたち
というわけで、まずは停電が発生した直後から役に立ってくれたギアをご紹介していきたいと思います。
①LEDランタン
まず最初に役に立ったのが、LEDランタンでした。
雨戸も締め切った状態で停電になると、テレビやDVDプレイヤーなんかの電源ランプも消灯している状態になるので、ホントに真っ暗になりました。
私は車中泊をしたりもするので4つLEDランタンを購入していましたが、寝室とリビングに1個ずつ置いておくだけでかなりの光源を得ることが出来ました。
実際、このLEDランタンはホントに長持ちするので1日位なら平気で点灯させておけるのでかなり安心出来ました。(LEDランタンの使用感の詳細はこちらから)
最悪、このランタンからスマホへの給電も出来たりするのも安心材料の一つです。
ご家族の構成人数分を用意して各部屋に常備させておくと安心ですね。
②卓上扇風機
これは時期的なこともあるのですが、クーラーが停止されるとあっという間に室内温度が上昇してしまっていました。
なので、車中泊で使用するために購入した卓上扇風機を、いつもは台所で調理時に使うようにしていますが、これを寝室に持って来て使用しました。
私が所有している物は上の商品と性能はほぼ同じ物なのですが、車中泊では3段階の中で8時間使用でも使用率は33%程度でした。
小型の扇風機もありますが、風量は当然ながら長時間運転をするならこの商品程度のファンの大きさがないと実際の所、ほとんど役に立たないと思います。
実際、9月初旬に車中泊した時ではこれでも暑かった位というのを経験していますし・・・・。
③ポータブル電源
最終的には風量的に家庭用扇風機が使いたかったので、AC100V電源が使えるポータブル電源を使って家庭用扇風機を運転させ、卓上扇風機は最終手段として停止させました。
私は数年前に購入したポータブル電源は、SUAOKIの出力300W・容量が322Wh程度の物ですが、こちらだと家庭用扇風機1台を首振りMAX風量で連続運転させて4時間30分程度のものです。
今回は運良くそこまでの停電にならずに済みましたが、真夏で長時間だったらと思うと正直ゾッとしました。
使用はしなかったけど、控えてたギアたち
今回は出番はありませんでしたが、長時間停電なんかに対応出来る2軍ギアが沢山あったので精神的には凄く安心出来ました。
ここでは、今回活躍の出番はなかったものの状況によっては使えてたギアをご紹介していきたいと思います。
①モバイルバッテリー
これはキャンプギアとは言えないかも知れませんが、先ほどのポータブル電源はあくまでAC100V電源の確保に使い、スマホの充電はモバイルバッテリーを使うようにして電源を分散するように考えていました。
こちらの商品の容量が10500mAhのものを我が家ではGoProへの給電用として使用していますが、動作の安定性と所有している他のモバイルバッテリーよりも充電時間がかなり速いのでとても重宝しています。
②アルコールストーブ・シングルバーナーコンロ
我が家はオール家電住宅なので、電気が消失すると勿論調理も出来ません。でもまぁ、どのご家庭でもカセットコンロはお持ちなんじゃないかと思いますので、それを使えば調理は可能ですよね。
でも、炊飯しながらおかずを作ることは出来ない(2段式の飯盒があれば料理によっては出来るんですが)ので、もう一つあると便利ですよね?
私はダイソーで買ったアルコールストーブ2種類と、イワタニ製シングルバーナーコンロやキャプテンスタッグの大型五徳コンロを所有してますので、カセットコンロでおかずを作りながら、アルコールストーブで炊飯することも可能です。
因みに、ダイソーアルコールストーブですが、40mLタイプだとメスティンで炊飯するのに丁度良い火力で、80mLタイプだと一人鍋でも十分な火力が得られるので良いですよ。
保存食の備蓄もしておくとより安心ですね。
今回の台風を振り返って持っておきたいなと思った物
今回の台風は幸いにも数受分程度の停電で済みましたが、実際母の知人宅では3時間位の停電を余儀なくされていたようでした。更に長期停電を余儀なくされた場合だと、季節によってはお手上げ状態になりますよね。
ということで、長期停電が発生するということを想定した場合にはやはり高出力で高容量のポータブル電源が欲しくなりますよね。
我が家は夫婦二人+ペットのワンコ3匹+リクガメ2匹なのですが、ワンコはそのままでもどうにかなりそうですし、リクガメについては冬季だとストーブで対応出来るかと思うので、そこまで大容量のポータブル電源は不要なのかなと思いますが、もう一つは欲しいなと思いました。
ただ、災害の為だけに購入するのも勿体ないと思うので必要性については十分検討する余地があるのですが、家族構成人数が多いご世帯だとやはり高出力且つ高容量のポータブル電源があると便利なのかなと思いました。
また飼育されているペットによっては、例えば熱帯魚のような水温調整+水質維持管理が必要な場合などは、停電は大変危険な状態となってしまうかと思いますので、ペット専用に中容量以上のものを一つは持っておきたいですね。
尚、私が各社のポータブル電源をリサーチした結果では、現在、EcoFlow社製品が特に優秀かなという印象です。
EcoFlow DELTA PROに次いで最強クラスに近い物だと思います
災害対策用としては、DELTA PROが凄いです!!
まとめ
今回は私が体験したことをベースに、合って良かったキャンプギアと、長期間停電を想定した場合に持っておきたいものについてお伝えしました。
実際には、ご家庭に合った災害対策について、一度ご家族で出来ることと出来ないことなんかを決めて、出来ないことが発生した場合はどのような対応を取るのかなどをご家族で情報共有されるのがベストかなと思います。
キャンプ道具にはまだまだ災害時に役立つものばかりですので、そういった観点も踏まえながら、ギアを厳選していくのも必要なのかな~と思いました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
最後までごゆっくりしていってくださいね~。