キャンプマットを発泡樹脂マットとエアマットでどちらを選ぼうかお悩みの方も多いんじゃないかなと思います。
と言うわけで、今回は私が所有しているキャプテンスタッグのEVAフォームマットと3000円ちょっとのエアマットを使って、石がゴロゴロしている河原で寝心地を私と妻で検証してみました。
二人の感想はどうだったのか!?
初めてのキャンプで悩んだマット選び
私は初めてファミキャン用ギアを揃えた際に、樹脂マットを買うかエアマットにするか悩みました。
妻は快適に過ごせるキャンプを希望していました。しかし、私達がキャンプギアを揃えた当時は、キャンプギアが全般的に高く現在ほど安いものもまだまだ市場には少なく、安易に手が出るものがあまりなかったです。
エアマットなんかも安くても8千円位はしてたかな~という印象でしたので、当然2つも買うとなるとちょっと躊躇してしまい、そんな中で安く買えそうだったのがキャプテンスタッグの2人用EVAフォームのマットUB-3001でした。
ソロキャンする時は2つ折りにすれば使えるし、これで良いかなと思ってこのキャプテンスタッグのダブルサイズのUB-3001にしました。(当時の使用感の記事はこちらから)
当時は結局コストで樹脂マットを選んだというのが大きな理由ですかね~。
現在だと二千~三千円台でエアマットも買えるようになりましたね。
そして現在はというと、シングル用M-3318を追加し更にエアマットも購入しています。
これらを購入した背景としては、自転車タープ泊用に軽い素材で、且つ、バックパック(カリマーsfプレデター30)に合うものが欲しくて購入しました。ダブルサイズのものは荷がかさ張るので車中泊やファミキャン時に使うことになりました。
また、エアマットを購入した理由としては、私が出掛けたいキャンプ地は河原が多く、大きなゴツゴツとした石がある場所が多いのもあって、M-3318ではカバーしきれない場所も出て来るんじゃないかということで3,000円ちょっとのエアマットを購入しました。
最終的には両方買ってますね・・・・(汗)
折角両方買ったので、じゃぁ~実際のところ両者の寝心地はどうなの?ってことを検証してみたくなったので、早速調査してみました。
樹脂マットとエアマットの寝心地の差について
検証については、河原の5~10cm台の石がゴロゴロしている一級河川の中流~下流地域でタープをビークフライにしてその中で検証してみました。
検証に使ったのは先ほどのシングルM-3318とエアマットのjunmatです。
※)現在はこのメーカーの物はありませんが、中身が瓜二つの物をリンクにしています。
また、検証にはキャンプスタイルが違う私と妻で実施しました。
ここで私達夫婦のキャンプスタイルについて簡単に触れておきたいと思います。
- 無骨なタープ泊が好き。
- ミニマリストと言うわけではないですが、自転車泊では軽量かつコンパクトさを重視。
- 怖がりなくせに誰もいないぼっちキャンプが落ち着く。
- そこそこの快適さも必要だけど不便さが好き。不便過ぎるのはNG。
- バックパックを背負いたい(笑)
- 快適さ重視。
- 派手なキャンプはあまり好きではない。
- 犬とキャンプしたい。
- ハードルが低く簡単に楽しめるキャンプが好き。
と、全く対極にある二人ですが、それぞれの感想にどういう差が出るんでしょうか?
樹脂マットの寝心地と使用感について
私の感想
寝心地に関しては、地面がゴツゴツしている割りにはその影響を全く感じない印象で、地面の硬さを感じることもなく、例えるなら畳の上にカーペットを敷いた所で寝ている感じに近い印象でした。
想定していたよりも断然快適でした!もっと凹凸を感じるかと思ってました。
これはタープが敷きこまれている影響もあるかな?と思って、凹凸が大きい所をわざと選んでその上に直接マットを敷いて寝っ転がってみましたが、凹凸感も感じることもなく快適でした。これはマット表面が凸凹しているため、ある程度の凹凸はマットが吸収してくれているからだなと実感しました。
畳で寝るのが辛い方には、これだけだと快適とは言えないかもですね。
後は、フルフラットなマットなので、枕部の高さ調節はマットを折り目から折ることになりますが、それ以上に高さが欲しい方には別途枕が必要かもです。
使用感としては、地熱をシャットアウトしてくれるし、素材がしっかりしているので耐久性もあって、更に思った以上に快適だったので、私のトータル評価点は95点(100点満点評価)と言った所です。
妻の感想
妻の感想も、思っていた以上に寝心地は悪くないとのことでしたが、やはり硬さが気になるようで、もう少し柔らかな上で寝たいとのことでした。
座る分には申し分ないけど硬い上で寝ると腰に来るらしく快適さと言う点では評価はそこまで高くないようです。結果、妻のトータル評価点は70点でした。
エアマットの寝心地について
私の感想
寝心地に関してはM-3318よりも快適でした。流石エアマットと言った所でしょうか?
ただ、私が気になった点としては、やはり”穴が開かないか”という点でした。座ってジッとしている分には良いのですが、ゴソゴソ動いちゃうとやはり気になるので、少しだけ意識して取り扱う必要があるのかな?という印象でした。
また、座ると底つきしてしまうため、座った時の快適さは樹脂マットの方に軍配が上がるという印象です。
しっかり厚みのあるグランドシートは必須ですね。
私の評価点としては、85点と言った所です。
寝心地に関しては枕も付いてて樹脂マットよりも快適でしたが、雑な私としては取扱いに気を使いそうなのと、樹脂マットだと焚き火する時も座布団代りに出来るし、一つで何役もこなせるのが、自転車泊をしている私から雑に扱えるし荷物点数も減らせるしで有難いかなというのがその理由です。
車中泊では断然エアマットの方が良いかなと思いました。
妻の感想
寝心地に関してはかなりイイらしく、石の上でも普通に寝られるのは嬉しいとのことでした。欲を言えば、樹脂マットの上にエアマットで完璧になるとも言ってました。
実際、樹脂マット+エアマットを試してましたが、完璧と親指を見せてました(笑)
ただ、座り心地は樹脂マットと比べて悪いとのことでした。
妻の評価点としては、95点のようです。M-3318の上にエアマットで100点だそうです。
検証のまとめ
二人の評価が分かれましたが、如何でしたでしょうか?
ここで私達の感想を基にどちらを選んだら良いかについてをまとめてみたいと思います。
- コストを出来るだけ抑えたい方
- 荷物を少なく且つ軽くしたい方
- 取扱いに気を使いたくない方
- 畳の上でも平気で寝られる方
- 不便さを満喫したい方
因みに、今回使った二つのマットの重量は樹脂マットが247g、エアマットが742gでした。
- 寝心地を最優先したい方
- 荷物の量や重さは気にしない方
勿論、2つを併用するのもアリです。ご自身のキャンプスタイルに合わせてチョイスされるのが良いかなと思います。
現在はエアマットも性能が良いものが安く買えるようになっているので、両者の価格差はそこまで大きくはないかと思います。どちらか一方に的を絞るなら、寝心地優先ならエアマット、軽さと耐久性優先なら樹脂マットです。
2つを揃えても5千円ちょっと位では買えるので、悩むこともないのかなとは思います。
この記事を参考にしながらご自身に合った良いギアを吟味してみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
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最後までごゆっくりしていって下さいね~。