ハンモックチェアを自作してみたら最高に快適だったので作り方を紹介してみる

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    今回は自宅でもキャンプ気分を味わいたくて、ハンモックチェアを作ってみましたが、一日座っていたいと思えるほどホントに快適に作れたので、その作り方についてご紹介していきたいと思います。

    尚、今回自作したハンモックチェアは市販品と比べても決して安価とは言えませんが、その分、フレーム強度については80㎏ちょっとの私でも安心して使える物になってます。

    ピタくま

    最後までごゆっくりしていってくださいね~。

    大 目 次

    本記事のページ構成は以下の通りです。

    1. 自作した理由と自作ハンモックチェアのご紹介
    2. ハンモックチェアスタンドの作り方
    3. ハンモックの作り方

    ハンモックチェアを自作しようと思った理由について

    実はキャンプでハンモックを使いたいなと思ってたのですが、DDハンモックだと自分だと高価な買い物になりますし、使用頻度を考えたら安く自作出来たら楽しそうだな!と思ったのが始まりでした。

    ECサイトを見ると今では、ハンモック自体が3,000円台で買えるようでしたので、購入するのもありだなとは思いましたが、やはり使用頻度を考えたら普段使い出来るハンモックチェアの方が良いんじゃないかな?と思うようになりました。

    Youtube動画やいろんなサイトを見て自分でも出来そうだったのが、今回のアクリルスピンドルコードを使ったハンモックチェアでした。

    チェアスタンドについては販売されている物を参考にしたら、イレクターパーツ使えば手軽に作れそうだったので、商品を買うよりも自作することを選択しました。

    実際、1万円以下で購入出来るハンモックチェアもあったのですが、体重が80㎏以上ある私では耐荷重に心配もありましたし、安心して使えそうなものだとチェアスタンドもお高めだったので作っても損はないかな~と思いました。

    自作ハンモックチェアの構造について

    次に、自作したハンモックチェアの構造についてご紹介していきたいと思います。

    説明画像

    今回作ったハンモックチェアの大きさは以下の通りです。

    床部の大きさ:幅60cm × 奥行39cm

    高さ:105cm × 最上部幅102cm

    無負荷状態時のハンモックの最下部高さ:24cm

    座った時のハンモックの最下部高さ:12cm(体重80㎏台でこれ位です)

    ハンモック本体の構造について

    ハンモック本体は、アクリルスピンドルコードの中サイズ(約5mm径)をスプラング編みで網目を作っています。このアクリルスピンドルコードは良く紙袋などの取っ手に使われるものです。

    このスプラング編みは三千年前から使われていた技法だそうですが、縦糸を交互にクロスさせることで短時間で網目を作ることが出来る編み方となっています。クロス部分にコブが出来ないため座った時の感触も良く、痛みを感じ辛い構造になり、伸縮性のあるアクリルスピンドルコードとの相性はかなり良いんじゃないかなと思います。

    強度のあるキャンプ用パラコードを使うとより強度は上がるかと思いますが、高価となるのがネックです。このアクリルスピンドルコード中サイズでも体重が80㎏台の私でも全く問題ありませんので安心して使えると思います。

    尚、アクリルスピンドルコードは50mの物を以下のリンクの3色+吊り部1色の計4色を使っています。

    説明画像
    本体は3色使いました

    尚、今回の作り方だとそれぞれのコードを50m使うことはありませんでしたが、本体部は1色当り34m位を使ってる計算になると思います。

    下記リンク内でカラーが選択出来ます

    本体部カラー・・・53オリーブオイル、44灰緑、21若草

    吊り部・・・65アーモンドグリーン

    チェアスタンド部の構造について

    説明画像
    完成手前の状態

    チェアスタンドはΦ28mmのイレクターを使って作りました。

    構造としては上の画像の通り、上部を外側に広げることで床部の占有スペースを抑えつつ、フレーム内側のスペースを確保した構造となっています。また、ハンモックはハンモックに作ったループをフレーム上部のパイプに通すだけの構造としています。

    尚、上の画像でもそれなりに使える状態にはなるのですが、脚が外側(前後)に広がってしまわないように補強を入れることで、フレームをしっかりと固定出来ました。

    説明画像
    最終的な状態

    専用パイプカッターと六角レンチ1本あれば簡単に作れるかと思います。

    またフレーム強度については、斜めに入れた補強を背中側だけ取り付けただけですが、これだけでも脚が内側に動くこともなく体重がある私でも全然ビクともしません。

    重量に関しては正確ではありませんが、ハンモック込みで6.2㎏でした。女性でも楽々持ち上げられるので室内~テラス間の移動も全く苦ではありません。

    製作費用について

    製作費用については以下の通りです。

    ハンモック本体:5,000円弱

    チェアスタンド:15,000円弱

    その他資材:2,000円程度

    ピタくま

    合計で2.2万円弱ってことになるので、決して安いとは言えません。

    決して安くはありませんが、その分作る楽しみがあるのとワンオフ物になるのが魅力かと思います。特にご家族でワイワイ作るのは特に楽しいんじゃないでしょうか?

    本格的にハンモックを使いたい場合は、床部のパーツを長いパイプに交換して補強も追加すれば対応出来るのでまずは様子見としては良いんじゃないかなと思ってます。

    使い心地について

    足を地面に置いた状態の座り方では座る位置にもよりますが、おススメは浅めに座って肩の位置までハンモックが来るような状態で座るととてもリラックス出来ます。

    お尻は下がりますが、膝裏がお尻よりも高い位置に来るので、踵や足の裏に掛かる負担が小さくなる代わりに太ももが持ち上げられる感じになって力が分散されるので足が疲れている時にはとても気持ちが良いです。

    説明画像
    個の座り方はちょっと深めに座った状態かな?

    また、椅子だと椅子の硬さによってはお尻が痛くなりますが、ハンモックだとお尻が痛くなりません。ただ、長時間座ると網目の感覚が薄っすらとお尻に残ります。

    特におススメの座り方は、あぐらをかくような態勢でスッポリと身体全体をハンモックに包まれるように座ると、呼吸に合わせてゆっくりと極小さい前後の揺れが発生して最高に心地よいです。

    春や秋の午後にテラスに出して座れば心地よさは倍増するので、昼寝や読書には持ってこいです!

    次のページはチェアスタンドの作り方をご紹介します。

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