【サーフショアジギング入門】釣れない?初めての一匹を釣るための攻略法!!

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    では、本題の青物をどうやったら釣れるのかについてお伝えしていきたいと思います。

    ここからは私の経験則からの部分が多々あるので、ご参考程度と思っていただければ幸いです。

    まずは青物の習性を理解してみよう

    青物

    青物はとにかく速く泳げる

    ピタくま

    サビキ釣りをされたことがありますか?

    いきなり変な質問をしてしまいましたが、意外とこのサビキ釣りがヒントになるんです!!

    サビキ釣りで足元に仕掛けを落とすと、小鯵やサバがどういう動きをするのかが観察出来るかと思いますが、活性が高いと下に早く動くものに遠くからでもするどく反応していることが分かります。

    また、潮止まり等で活性が低い時は、ゆっくり動いているものには反応せずに、回収しようとして早く巻いたものを追いかけて来たりするのを経験したことがありませんか?

    たまにブリの幼魚のワカナがサビキに反応するところも見られるのですが、ワカナは真下に落ちるものを真下に追いかけて行きます。

    ピタくま

    ということは、ルアーを早く落として興味を持たせることが第一のヒントになるんじゃないかと思います。

    また、青物がベイトを追いかける速度を考えてみましょう。

    ここでもサビキ釣りが良いヒントになるんですが、仕掛けを落としたらかなり遠くからでも凄い勢いで泳いで来ますよね?

    そうです。青物は凄いスピードで泳ぐんです。リールをどんなに早く巻いても青物は余裕でルアーを観察しながら追いかけてきます。そんなスピードで移動していますが、これはエサじゃないと思うとスッと避けてます。

    ピタくま

    なので、じっくりルアーを見せてしまうと見切られちゃう可能性が出て来ます。

    じゃあ、どうするかってことは後ほどお伝えしていきたいと思います。

    青物の1日の行動パターンってどうなの?

    これは一概にそうとは言えない部分が多々あるのですが、基本的な部分はこうなんじゃないかなというところをお伝えしたいと思います。

    フィッシュイーターである青物は、常に小魚を追いかけて移動していると思います。

    これは、オフショアで魚探の反応を見た時に気付いたのですが、ベイトの塊の下に青物がついていて、ベイトが移動すれば、青物の反応もなくなっていたことからそうなんじゃないかなと思いました。

    朝マズメと夕マズメは魚にとっての絶好のお食事タイムです。

    この時間帯は表層付近を小魚を追いかけていることが多く、この時間帯に釣りをすることは所謂サービスタイムで大幅にヒット率を高めてくれることとなります。

    また、ベイトは上げ潮になると河口付近の波打ち際にエサを求めて接岸し、下げに入ると徐々に沖に移動し始めます。

    ピタくま

    マズメ時にこの潮の動きのタイミングが合えば、グッとヒット率が高くなると言えますね。

    日の出以降の下げ潮時ではベイトが沖に出ていることが多く、逆に沖側では青物のナブラが出たりしています。

    ピタくま

    つまり昼間でも、ベイトが接岸していればヒットする確率が高くなるということですね。

    青物を探すよりもベイトを探す方が青物を釣るための近道になるかもです!

    潮の動きについて

    基礎知識

    潮は月の引力によって満ち引きの大きさが変わりますが、月は地球を1周するのに24時間50分かかります。12時間25分で満潮から満潮、または干潮から干潮になります。月のある側とその反対側が満潮になるのですが、太陽と反対の位置に月が来る満月や太陽と重なる新月の日では海は大きく月に引っ張られ大潮になり、その中間位置となる日が小潮になります。また、月にある側の方が大きな潮位の満潮となり月と反対側は小さい満潮となります。

    釣る確率を上げたいなら大潮の朝マズメを狙う

    大潮の夜の満潮から朝の満潮では潮が大きく動き、潮の動きに合わせて魚も大きく動くので、小魚が接岸する確率も高くなります。狙い目としては夜の満潮から朝の満潮までの潮の方が大きく動くので、朝マズメの方が確率が高くなると言えます。

    大潮は魚が動くのでヒット率も高くなりますが、移動も早いのでチャンスを逃さないようにしたいものです。

    大潮の朝マズメの満潮前後を狙うと良いかもです。

    ピタくま

    メタルジグの動かし方を私が使っているジグパラショートをベースに解説していきますね。

    釣り場に到着したら

    まずはポイントの見極め

    釣り場に到着したら、まず海を見渡してみましょう。

    河口付近なら川の水と海水がぶつかる部分でヨレが出ているかと思います。その周辺は絶好のポイントとなります。

    ピタくま

    小さな流れ込みのような川でも大丈夫です。

    河口付近に先行者がいたとしても、ガッカリする必要はありません。河口があるだけでその周辺にはベイトがいるはずです。なので数百m離れていても釣れます!!

    ピタくま

    実際、私はあえて河口から離れた場所で釣っていますが釣れてます!

    だだっ広い海岸線なら、まずは潮目を探してみましょう。また波打ち際の地形を良く見ると、周りと明らかに違う部分があるかと思います。そういった場所は波の出方が他の場所と変わったりしているので、そういった場所も釣れるポイントです。ただ、離岸流が発生している場所だったりするので気を付ける必要があります。

    ピタくま

    小さな変化で良いので、そういった場所を攻めてみましょう。

    後、釣っている最中も周囲をよく観察して、小魚が逃げていたりしていないかチェックしながら次の場所の当たりをつけておきましょう。

    変化のある場所を探してみる。

    ジグのアクションについて

    早く動かさなくても実は釣れる

    朝マズメ
    ピタくま

    えっ!!さっきゆっくり動くのは見切られるって書いてたじゃん!!て思いましたよね?

    これがどういうことかをお伝えしていきたいと思います。

    まず、私が基本にしているアクションをご紹介しておきます。

    ワンピッチジャークで、マズメ時は0.8秒にリール1回転のフワッとしたゆっくりめのしゃくりもビシッとしたしゃくりではなくふわっとさせる軽いワンピッチジャークにしています。

    水深が8mなら8~14回位しゃくって表層にいる青物に追いかけさせた後、ロッドをゆっくり下げながらテンションフォールで青物を誘いつつ着底させて、再度しゃくるを繰り返すことを基本にしています。ヒットするのは表層付近または、フォールの着底時が多い感じです。

    ピタくま

    私の場合、これを0.5秒周期にするとヒット率が下がるんですよね。

    これは朝マズメや夕マズメの暗くなる時間帯では、ルアーのシルエットがハッキリしない状況下なので、これぐらいのスピードの方がむしろ魚がルアーを見つけやすくて見失い辛い、しかも暗くてルアーがベイトなのか何かが分からないので見切られにくいのかなと考えています。

    また、フォールに関しては、風があるとフリーフォールにするとサミングしないとラインが大きく弛んでしまうので、着底後のワンアクション目を大事にしたいということもあってフリーフォールはあまり使っていません。基本的にはロッドをジグの落ち方に合わせてゆっくり下げるテンションフォールにしていますが、着底時または着底後1回目のしゃくりでヒットして来ます。このフォールで来るのは大抵ワカナ、ハマチ、ワラサのブリです。フォールスピードの差についてはまだまだ把握しきれていないのが現状です。

    また、このリズムパターンで釣れる青物はブリ、カンパチの子で、サワラが視認出来る状況下では、0.5秒のリズムで表層を多めにジグを移動させる方がヒット率が高い印象です。

    サワラを狙うなら表層を狙い撃ち出来る鉄板バイブを早巻きするのもアリかと思います。

    サゴシは速い方が

    基本的にワンピッチジャークのみで問題ありません。というかワンピッチが良く釣れます。

    ナブラが出たらとにかく早く動かす

    ナブラが出たら話しは変わって、とにかく投げて着水したら、ロッドを横にして出来る限りの早引きジャークで誘いましょう。ベイトの中にジグを割り込ませた後、ベイトをジグから散らすようにするとジグに注目させることが出来ます。後は見切られないように早引きで誘うと良いかと思います。

    疲れますが、出来るだけ早く

    フィーバータイムは恐ろしく短いですが、慌てず対応しましょう!!

    ジグのカラーについて

    真っ暗な状況でもグロー系じゃなくても釣れますが、日の出前はグロー系が強い印象です。

    後は、海の色が悪ければシルエットがハッキリするようなカラーのものや、接岸しているベイトが分かればそれに似たカラーのものをチョイスしてみましょう。

    ピタくま

    真逆のアピールを弱めるカラーにすると効果的な場合もあります。

    釣れるようになってくると、自分のマストカラーが出来て来ると思います。

    大事なのは飛距離

    ショアジギングで大切なのはアクション云々もありますが、ジグを遠くまで飛ばせることが最も重要だと思います。

    遠くに飛ばすためのコツとしては、FGノットの部分がロッドティップから出ていることと手だけで投げないことです。ロッドを振る時にはジグの重みを手にしっかりと感じるようにして、ロッドのしなりが最大限になっているかを意識しましょう。

    ポイントは、振りかぶった時の腕は両腕ともしっかりと伸ばしてリールが真上に向くようにしてサイドキャスト気味にならないようにします。右投げならルアーをリリースする瞬間の左手の返しを右手を押し出すよりも強く意識すると遠くまで飛ぶようになります。腰の回転も利用すれば、更に飛距離が出ると思うので、何度も投げて遠くまで飛ばせるように練習しましょう。

    よっこいしょ!と投げずに、フンッ!!って投げる。

    ピタくま

    う~ん、ブロガーとして表現がイマイチですね・・・(苦笑)

    釣りやすいのは、夏~初冬にかけて

    これまでにもお伝えしたかとは思いますが、夏は小物となりますが数が釣れます。秋から冬はサイズが上がって来て大物もポツポツ釣れ始めます。真冬でも釣れるんですが、海が荒れやすいので危険な場面が多くなったりで、釣りが成立し辛くなるので、釣りやすさで言えば夏~初冬かなと思います。

    数が釣れると色んな事が分かって来ます。この時期は経験値を高めるためにも集中して通っておくと、真冬の大物釣りにも自信が持てると思います。

    まとめ

    長文になりましたが、私なりの攻略法をお伝え出来たのかなと思ってます。

    安全に楽しむことがもっとも大事ですので、まずは安全装備をしっかりと整えた上で、挑戦してみて下さいね。

    私も釣り始めてから数回ボウズ続きでしたが、今では釣れる確率の方が高くなってます。大物も釣れるようになって来たので、着実に腕前は上がって来てると実感してます。また、妻も今年の2月からショアジギングを本格的に始めて、72cmのワラサも釣って11月現在では行けば釣れるようになり始めてます。

    諦めなければ・・・

    最初はホントに釣れるのかと半信半疑でしょうが、必ず釣れる時が来ます!!

    今回の記事を参考にしていただきながら、自分とルアーを信じてサーフに通ってみてくださいね♪

    最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!

    ピタくま

    ショアジギ釣行記なんかも書いてますので、良かったらご一読くださいませ♪

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