2016年コルトスナイパーBB S1000Mの使用感は?

title

    スポンサーリンク


    茹だるような暑さが続くこの時期、いかがお過ごしでしょうか?外に出るのも大変な時期ではありますが、私の住む地域では朝まずめ・夕まずめを狙えば、サーフから30cm前後の小型の青物が初心者や女性でも比較的簡単に釣れています。ライトショアジギングなら比較的楽に釣り出来ますし、皆さんも気温がまだ高くない時間帯にお気軽な釣りに出掛けてみませんか?

    ということで、今回は私が使っているライトショアジギング用タックルをご紹介してみようと思います!

    私のタックルの組み合わせ

    • ロッド:コルトスナイパーBB S1000M
    • リール:17ツインパワーXD C5000XG
    • メインライン:SHIMANO PITBULL8 1.5号
    • ショックリーダー:SHIMANO OCEA LeaderEX Fluoro 5~14号
    • ジグ :40gをメインに30~40gを使用。(メジャークラフトのジグパラがおススメ!)

    参考程度にどうぞ。

    SHIMANO コルトスナイパーBB S1000M ってどんな竿?

    コルトスナイパーBBシリーズは、比較的安価でショアジギングの入門タックルとして非常に人気があり、ラインナップはS900M、S906M、S906MH、S1000M、S1000MH、S1000Hの6種類があります。これらの数字の部分は長さを、末尾のアルファベットは硬さの表記となっています。900なら9フィート、Mならミディアム、MHならミディアムヘビー、Hならヘビーといった具合です。これらの表記は一般的なロッドの表記となっていますので覚えておくといいですよ。

    さて、S1000Mは長さ10フィート(3.05m)、硬さミディアムのロッドということになる訳ですが、詳細スペックは以下の通りとなります。

    全長:10フィート(3.05m)

    PE適合ライン:MAX2号

    プラグ重量:MAX40g、ジグ重量:MAX60g

    自重:246g、継数:2本、仕舞寸法:157cm

    カタログスペックでは、こんな感じです。ちなみに、S900M、S906M、S1000MともPE適合ラインやルアーの最大重量は同じとなります。ここでなぜ長い竿をわざわざ選んだのかという疑問が浮かんだ方もいらっしゃるのではないかと思いますが、一般的に長い竿はジグを遠くに飛ばしやすいという利点があります。また、サーフからジグをキャストする際、地面には当然ながら傾斜がついていますが、私の地域のサーフはこの傾斜がきつい場所も多く、短い竿だと後ろに振りかぶった時に、後方のゴミ等にジグが掛かりやすくなるということもあります。確かに短い竿だとロッド操作がし易い、疲れにくいという優位性があるのは否定できませんが。この辺りの疑問もあろうかと思いますので、次に私が実際に使ってみた感じをお伝えします。

    SHIMANO コルトスナイパーBB S1000M のレビュー

    キャスト性能

    40gのジグを重みを感じることなく、難なくキャスト出来ています。これは竿がミディアムであり、適度なしなやかさがあるためだと思われます。試したことはありませんが、20gのジグは投げれないことはなさそうですが、飛距離は期待できなさそうな感じです。30gは普通にキャスト出来ていました。

    操作性

    ジグをしゃくる時、ロッドが適度にしなるため、手首への負担は少ないように感じます。1ジャークに1秒弱程度のゆっくりとしたアクションでは、2時間程度では全く疲れることはなかったです。また、長さがアクションに影響している感じも全くありませんでした。これまで9フィートの他メーカーのロッドを使用していましたが、むしろこちらの竿の方が楽に扱えています。

    ボートジギングでの使用感は、やはり短いロッドに比べしゃくり幅を大きく取る必要があり、朝マズメのサービスタイムで、早めのワンピッチジャークをする際にはやはり効率が悪く、また、長時間での釣りでは疲れやすいのでおススメはしません。釣果の差については、様々な要因があるため何とも言えないかもですが、8フィートのロッドを使っている妻にファーストヒットをいつも持っていかれます(笑

    感度

    20cm以下の魚の小さいアタリは、分かり辛いですが分からないことはないです。20cm以上の青物だと分かりやすいです。潮の状況にもよりますが、30gだと確実に着底が分かります。40gでも荒れていたりすると着底が分かり辛い時があります。

    曲がり具合

    添付している動画をご確認いただいた方が分かりやすいかとは思いますが、小さい30cm程度の青物でも十分楽しめます。

    これまで釣った魚から感じた印象は、45cm程度のハマチ(ブリの子)クラスだと、曲がり具合はベリー(竿の中央部分)~バット部(竿の根本部分)手前ぐらいでまだまだ全然余裕です。56cmのネイリ(カンパチ)とのやり取りでは、バット部(竿の根本部分)から曲がる場面が何度かもありましたが、主導権は握れている感じでした。

    バネばかりで2㎏と4㎏負荷を掛けた時の曲がり具合は、以下の画像の通りです。

    負荷2㎏
    負荷2㎏時の曲がり具合
    負荷4㎏
    負荷4㎏時の曲がり具合

    2㎏のハマチクラスでもかなり楽しめる曲がり具合ですね。4㎏のワラサクラスが最も楽しめるロッドでしょうかね~。因みに50cmクラスのサゴシは楽勝です。

    妻がサーフから72cmのメジロをこのロッドで釣った時の動画が↓↓です。

    是非、ロッドの曲がり具合をご確認くださいませ。

    悪い点

    悪いという程の弱点が今のところ見つかっていませんが、強いて挙げるとすれば、車への積み込み時やお風呂場で洗う時に穂先が接触しやすいことですかね。皆さんも気を付けましょうね。

    リールを固定するネジが二重になっており緩み対策が取られていますが、しゃくり方によってはネジが緩む場面もあります。その際に、二段目を素手できつく締めようとするとネジの角に皮膚が食い込み痛くなるので、グローブで締め込む必要があります。せいぜいこれぐらいかと思います。

    まとめ

    釣りをしていて楽しくなるタックルで、本当に買って良かったと思いました。初めてのサーフショアジギングロッドとしては、買って損はしないと思います。ただ、2021年現在では2016年モデルの入手は難しい状態になっているようです2021年モデルはこの2016年モデルの後継タイプなので、2021年モデルのご購入をご検討されてる方の参考になれば幸いです。

    2016年モデル

    ●2021年モデル

    以上、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

    また、釣行の様子を基本的に毎週記事にしていきますので、良かったらこちらもご一読くださいませ♪

    スポンサーリンク