先日、長年色んなルアーフィッシングに愛用して来たロッド・シマノスコーピオンのトップガイドリングが脱落してしまいました。
トップガイド自体を交換しようかとも思いましたが、同サイズのガイドが見つからなかったので、Amazonで出品されていた中華製ガイドリングを使って補修をしてみることにしました。
さてさて、上手く補修は出来るのでしょうか?また、簡単に脱落したり、壊れたりしないか気になる所が満載ですが、早速補修してみましょうか!
補修に必要なもの
- ガイドリング
まずはこれがないと話しが進みませんね。無くしたガイドリングの外径と内径が分かれば良いんですが、分からない場合はガイドリングが外れたガイドの内径をノギス等で測定して購入しましょう。
今回、私が購入したのは以下の9KM DWLIFEのガイドリングです。
ただ、このリンクページだとガイドリングの内径が分からないので気になる方は以下の物がリンクページに内径と外径の記載がされています。
多分、サイズは一緒なんじゃないかなと思います。
- エポキシ接着剤
次に必要なものはガイドリングを固定するための接着剤です。今回使用したのはアロンアルフア製のタフパワーです。
接着スピードが速く、水・熱に強い、高耐久性で、アロンアルファ史上最強らしいです。
今回はこれに加え、接着促進剤も使ってみました。
プラモデル用に購入したのですが、折角なので使ってみました。
- カッター
ガイドに付着している古い接着剤を剥がす時に使います。 - 耐水ペーパー #600~#800
ガイドに付着している古い接着剤を剥がす時に使います。 - ラジオペンチまたはピンセット
ガイドリングをガイドに取り付ける時にあると便利です。 - ライター
ガイドリング外径がガイド内径より若干大きい時に使います。 - パーツクリーナー
接着前にガイドを洗浄するために使います。無くてもOKです。
補修方法
では、補修手順を解説していきます。
ガイドに付着している古い接着剤を剥がす
カッターや耐水ペーパーを使って、ガイドを傷つけないように注意しながら古い接着剤を全て除去します。除去出来たらガイドを綺麗に清掃しておきましょう。
ガイドリングを合わせてみる
ガイドに合うガイドリングを嵌め込んでみます。この時、ガイドリングがガイドよりも若干大きい場合はガイドをライターで軽く温めてからガイドリングを嵌め込んでみましょう。この場合は、火傷注意です。
私の場合、ゆるゆるでした。
ガイドを嵌め込んだら、ガイドリングとガイドの位置を確認し、ガイドリングのセンターがガイドに接するようにピンセット等を使ってしっかりとセットしておきましょう。
接着剤を塗る
ガイドとガイドリングの隙間に接着剤を塗布します。接着面積を増やすなら若干多めに塗ると良いかと思いますが、ガイドリング内側に接着剤が付着しないように注意しましょう。
乾燥スピードが速いので、一旦他の物で練習しておくと失敗し辛くなります。
接着促進剤を塗布する(省略可)
この作業は接着強度が気になる方のみで良いかなと思います。シュッと接着した所に軽く吹き付けるだけでOKです。
1日乾燥させる
接着強度を確保するために、1日は乾燥させておくと安心です。
気になる強度や性能は?
今回補修したロッドは現在、妻がチニングで使っているので、妻に使用感の違いなんかをヒアリングしてみました。
使用感については、キャスト時に若干抵抗感があるかな?と言ってましたが、キャストの飛距離を後ろから見てた感じでは気にならない感じでしたね。
後、今回はガイドリングとガイドのはめあいが緩い感じでしたが、接着剤の力だけでも脱落はなさそうです。後、接着してから3日後位にチニングに出掛けたんですが、その際、40cm代のマゴチを妻がヒットさせましたが、ガイドが外れることはありませんでした。また、この後ガイドを指で触ってみましたが、勿論ガタガタすることもありませんでしたよ。
後、PEラインが擦れることでガイドリングが削れないか確認してみましたが2時間程度の1回の釣りでは分かりません、、、と言うか問題なさそうです。
まとめ
中華製ガイドリングを今回は使ってみましたが、繊細な釣りでの影響度は不明ですがチニングはいつもと変わらずに楽しめてたようです。愛着のあるロッドを長く使うことが出来るので気になる方は補修してみてはいかがでしょうか?
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!
こんな記事も書いてますよ~。
このロッドには色んな思い出が詰まってるので、直したい所ですが・・・