鰆のあの独特な臭いがダメ!って方いませんか?西京焼きや炙りにしてもあの皮の部分の臭みがどうしてもって方でも大丈夫!美味しさはピカイチ!鯖の酢締めにも負けない鰆の酢締めの調理法をご紹介します。
鰆ってどんな魚?
鰆は春告魚(はるつげうお)の一つで、2~4月に良く釣れる魚です。
70cm(基準が曖昧?)より小さいサイズはサイズによってサゴシやナギと呼ばれています。
私は小さいのはサゴシと呼んでいます。
表皮には独特の匂いがあって、魚の匂いが苦手な方だととても臭いと感じると思います。手で触ると臭いが中々取れず調理時は大変ですが、身には臭みは無く上品でとても美味しい魚です。
身は柔らかく傷みやすいと言われる魚で、刺身で食べられるのは新鮮な内に直ぐに血抜きや内臓処理をしっかりとした魚になるかと思います。
私は釣ったら帰宅して直ぐに処理して3日間熟成させて刺身で食べたりします。
サワラ釣りにご興味がおありの方は、以下の記事も合わせてどうぞです。
鰆の調理時の注意点としては、アニサキスが寄生している場合があるので、刺身や今回紹介する酢締め等の加熱しない調理にはアニサキスがいないことをしっかりと確認しましょう。
代表的な調理法としては西京焼きや炙りがあります。
でも、今回紹介する酢締めはこれらの調理法よりもピカイチで美味しいと思います。
調理方法
材料一覧
60cm程度のサゴシ1匹を使っての分量となります。
- サワラ:60cm程度のもの1匹
- 穀物酢:140ml
- ゆず酢:60ml
- 砂糖:大さじ3杯
- 粗塩:適量(下処理用です)
ゆず酢を入れるのがポイントです!
作り方
①三枚に下す
サワラは、三枚に下した後、血合い骨を取って、さくにします。
三枚おろしをするのが初めての方は、以下の記事を参考にして下さいませ。
ブリと違ってサワラは捌きやすいですが、反面、身が柔らかいので優しく取り扱わないと身がボロボロになるので注意が必要があります。
このまま粗塩を振って下処理して酢に漬けても良いんですが、臭みが出る場合がありますので、皮も取り除いておきましょう。
②粗塩を振る
身に粗塩を両面に振って、手で軽く押さえ塩を馴染ませた後、10分程度は置いておきましょう。
10分経つと、水分が出て来ますので、クッキングペーパー等で水分を拭き取りましょう。
③酢の準備をする
粗塩を振ったら待ってる時間を使って、酢を作りましょう。
分量の穀物酢、ゆず酢、砂糖を混ぜ合わせます。
ゆず酢の分量で酸っぱさが変わります。味見しながら自分好みの分量にしましょう。
④酢に漬けて寝かす
ジップロックに魚と酢を入れます。空気を抜いて閉じたら冷蔵庫で1日寝かせます。
新鮮な魚だと2日寝かすと芯まで使ってかなり美味しくなりますよ。
1日漬けると、↓のように身が白くなります。後は切り分けて完成です!!
炙っても美味しい
サバの酢締めを炙っても美味しいですが、サワラの酢締めも炙ると美味しいです。味変したい場合に炙るのもアリだと思います。
まとめ
サワラはクセがあるものの身はとても美味しい魚です。半身を西京焼きにして、半身を酢締めにするっていうのもたまりませんね♪
新鮮な魚だと2日寝かすと芯まで使ってかなり美味しくなります是非、このサワラの酢締めを一度食べてみて下さいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
最後までゆっくりしていって下さいね~♪