ピタくま釣行記|ハイカラ釣りで鱒レンジャー危機一髪

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    今回は、前回の2021年8月6日のチニングの後にテンヤ釣りに似ている土佐の伝統釣法ハイカラ釣りをした様子をお伝えしたいと思います。台風接近間近のこの日、まさかの大型新魚種との対決が始まりました。鱒レンジャーを極限まで曲げるのはどんな大型魚なのか、是非、ご一読くださいませ。

    ピタくま

    この記事はYouTube動画”ひなっちゃんねる”と連動しています。

    この記事の最後に動画リンクを貼っておりますので、記事とあわせてご視聴いただくとより楽しめると思います!

    潮汐データ

    • 中潮 波の高さ1.5m 晴れ
    • 満潮:04時00分(172cm) 17時59分(182cm)
    • 干潮:11時00分( 42cm) 23時20分(109cm)
    • 実釣時間:9時00分~12時30分

    海の状況は、台風の影響は早朝はまだあまりないようで少しうねりがあるなってぐらいでしたが、午後帰宅する事には、すっかり激荒れ状態になってました。8時30分頃には湾内でも台風の風が強く吹く状態となっていました。

    使用タックル

    今回も、鱒レンジャーを使って楽しんで来ました。

    ●ロッド・・・鱒レンジャーSP50

    ●リール・・・SHIMANO 2020年モデルツインパワーC3000MHG

    ●メインライン・・・SHIMANO PITBULL8 0.8号(※下巻きラインが別途必要です)

    ●ショックリーダー・・・SUNLINE BASIC FC 1.5号

    リーダーは最大水深10mなので20m巻いています。これはPEラインより抵抗を小さくし、仕掛けの流れ方を小さくするためです。

    釣行開始!!

    第1ポイント

    今回も私は操船担当、船長が釣り担当です。

    最初に選んだ場所は、船屋さんの前日の情報から湾内の入り口部から少し入った湾の幅が急激に狭くなって浅瀬から深場に替わる場所で、湾奥からの流れと外洋からの流れがぶつかる場所です。

    が、台風の風も東から吹き込んで来て、複雑な流れ+台風の風で船の流され方がとても速く、微調整がとにかく難しく、アタリすら取ることが出来ません。

    ピタくま

    潮の動きだけでも複雑なのに、風が吹くと必要操船スキルが急上昇してしまいます(汗)

    なので、ここでヒットの確率が低い釣りをするよりも、もっと釣りやすい場所を探すことにしました。

    第2~3ポイント

    湾の入口の流れが速い橋脚部に来てみました。ここは流れは速いですが風が無ければ操船はそこまで難しくない真鯛の実績も高い場所です。

    下げのタイミングで湾奥から潮が流れてくる状況でした。

    ここでは根掛かりが多く、アタリはあるものの竿に乗るような大きい魚の気配は見られないので、ここも早々に移動しました。

    次の場所は先ほどの場所から近い、前回のハイカラ釣りで初めてヘダイを釣り上げた漁港前のシモリが点在する場所です。ここでもアタリはありますが大きい魚の気配はありません・・・(汗)

    ピタくま

    ここまで1時間、魚はまだ釣れていません・・・

    第4ポイントでやっと

    ここは、前回のハイカラ釣りで真鯛が連発した場所です。

    一投目からヒットです!

    アオハタバラシ

    上がって来たのは、アオハタの幼魚でしたが、ピックアップ寸前でフックオフ。

    ピタくま

    船長、オートリリースって誤魔化してましたが完全なバラしですからね。

    このポイントは、以前の時からなんとなく感じていたのですが、本命ポイントと本命の周辺ポイントがあって、周辺ポイントではオオモンハタやアオハタといった根魚の幼魚が釣れて、ドンピシャでピンポイントにハマれば真鯛やキビレといった本命の魚が釣れる感じがしてました。

    なので、今回はピンポイントを見極めるべく、しっかり山立てをするようにしてみました。

    続く二投目でも、直ぐに反応があり、今度はモソッとしたアタリの後、大きく竿が曲がりました!!

    ヒット

    上がって来たのは、

    キビレ

    そこそこサイズのキビレでした。

    この時、一投目に比べ船の位置がズレていました。すかさず、三方向の位置をしっかりと見てピンポイントを割り出すことが出来ました。

    この後、少しズレるとアオハタの幼魚がヒットしました。

    船をしっかりとつけ直すと、ググンッ!!!

    さっきのキビレより引きが強そうです!!

    上がってきたのは、

    ヘダイ

    41cmのキレイな魚体のヘダイでした。

    ピタくま

    このヘダイ、皮をパリパリに焼いたタタキにすると最高ですよ!!

    これでポイントは把握したので、後は船をしっかりとそこに着けるだけです。

    すると今度は・・・

    真鯛

    40cmジャストの傷だらけな魚体でしたが真鯛が釣れました。鯛特有の引きが見ていて楽しそうでした。

    大物の登場

    この時、時刻的には11時位で下げの潮止まりでしたが、お構いなしで釣れています。

    鯛を釣った直後、今度はフォール中にバックラッシュしたラインを直していると、ヒット!!

    ドラグも少し弱めにしているようでしたが、ガンガン走られてます。

    一定の速度で走る魚に船長も根掛かりかと思ってたようですが、途中でグングンと引くので魚と分かったようです。

    ここでドラグを締めるとリールが魚の引きに負けて回すことが出来ないようで、船長すかさずポンピングで対応してました。私は船を魚に寄せて援護射撃です(笑)

    ポンピングのお陰で魚を寄せてくることは出来ましたが、まだまだ魚は元気そうです。

    船長、ここでこれまでの経験からか、ドラグを緩めてました。

    いつも足元で走られてばかりなので、どうやら直感的にドラグをゆるくしないとやられると思ったんでしょうね。

    これがナイス判断だったようで、ドラグを緩めていても竿をバットの付け根から曲げていく勢いで何度も真下に走ってました。

    凄い曲がり

    ドラグを締めたままだと竿は折られていたかも知れません。

    ピタくま

    船長もなんだかんだで成長しているようです。

    そして、上がって来た魚は・・・

    大物ゲット

    63cmのコロダイでした!!

    キスの泳がせ釣りで70cmの真鯛を釣ったり等、船長の大物を釣る運は並大抵じゃないかも知れません(笑)

    その後も、40cmジャストのコロダイをヒットさせました。コロダイは真鯛とかと比べて引きがワンランク上のように感じました。

    船首交代のお知らせ

    ここで、船長が操船を覚えるために操船を交代しました。

    まだまだ操船初心者なので、ポイント操船はハードルが高いようです。釣れたのは、オオモンハタ、エソ、エソとまだまだ教えたピンポイントに船をつけることが難しいようです。

    何度も着け直して釣れたのは、25cm位のキビレでした。何となく操船を覚えた様子でしたが、こちらはまだまだ修行が必要そうです。

    まぁまぁ、のんびり覚えて貰ったらいいかなと思います。

    今回の釣りを振り返って

    今回の釣りでは、ピンポイントを狙う重要性を認識することが出来ました。

    まだまだ手探りの釣りですが、これから通ってポイント開拓等出来たら楽しい釣りになりそうです。

    今回は、ナイスサイズな魚が沢山釣れてとても楽しい釣行となりました。

    ただ、真夏の釣りは熱中症に注意しないと、ホントに危ないなと思いました。今回、十分な対策をしていたのですが、それでも船長は熱中症寸前でした。

    ピタくま

    9月もまだまだ暑いので、皆さんもご注意くださいね。

    YouTube動画もお楽しみくださいませ!

    今回の記事は以下のYouTube動画と連動していますので、是非、ご視聴下さいませ!

    最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

    次のピタくま釣行記もお楽しみに!!

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